2008年5月27日火曜日

root movement cycle 2

こんにちは、canwooです。

昨日は本当に暑かったですね!
汗ダクになってしまいました(笑)

それでは、今日もギターについて
書いて行こうと思います。

昨日に引き続いてルートムーブメントについてです。

ルートムーブメントは他にも存在しますので
昨日を含めて簡単に見ていく事にしましょう。

★まず半音によるルートムーブメントは
12音1種類~クロマチックスケールは1種類~
C→C#→D→D#→E→F→F#→G→
G#→A→A#→B→(C)

★全音によるルートムーブメントは
6音2種類~ホールトーンスケールは2種類~
C→D→E→F#→G#→A#→(C)
C#→D#→F→G→A→B→(C#)

★短3度によるルートムーブメントは
4音3種類~ディミニッシュスケールは3種類~
C→E♭→G♭→A→(C)
C#→E→G→B♭→(C#)
D→F→A♭→B→(D)

★長3度によるルートムーブメントは
3音4種類~オーグメントスケールは4種類~
C→E→A♭→(C)、C#→F→A→(C#)
D→F#→B♭→(D)、E♭→G→B→(E♭)

★完全4度によるルートムーブメントは
12音1種類~サイクル・オブ・フィフス
C→F→B♭→E♭→A♭→D♭→G♭
→B→E→A→D→G→(C)

★増4度によるルートムーブメントは
2音6種類
C→G♭→(C)、C#→G→(C#)、D→A♭→(D)
E♭→A→(E♭)、E→B♭→(E)、F→B→(F)
12音にはこのようなサイクルがあり、
このアイデアを色々活用することが出来ます。
ディジー・ガレスピーは短3度のムーブメントを研究し、
色々な演奏パターンを作りだしました。
ジョンコルトレーンは長3度のムーブメントを使用し
GIANT STEPSという名曲を作りだし、
更にはスタンダードにまでこのサイクルを応用し、
長3度によりムーブメントは現在
コルトレーン・チェンジと呼ばれています。
また、私は単なるスケール練習をするにでも
このサイクルを利用し、頭の中でサイクルを考えながら
スケールをチェンジしていく練習もしました。
「よし、今日はメジャースケールを
短3度のサイクルで練習しよう!」
なんて具合に。
すると頭では
CM7→E♭M7→G♭M7→AM7
というコード進行を鳴らせています。
次はC#からスタートさせて、次はD~といった具合です。
さて、何故増4度より広い音程がないのでしょうか?
それは転回形が同じになるからです。
完全5度=完全4度、短6度=長3度、
長6度=短3度、短7度=長2度、長7度=短2度
これらは上記の矢印を逆に進むことで
簡単に変化させることが出来ます。

それでは、今日はこの編で!

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