2008年6月30日月曜日

Diatonic Scale

こんにちは、canwooです。

昨日は久しぶりのライヴだったのですが、、、
かなりボロボロでした!

忙しくても、日々の練習は
欠かしては行けませんね!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はダイアトニックスケールについてです。

さて、ダイアトニック・スケールとは
ダイアトニック・コードに最も合う(調和する)音階です。

多くのジャズ教則本ではこの事から触れています。

このダイアトニック・スケールを表で書くのは簡単ですが、
「だから、何?どうすればいいの?」
と多くの方はお思いでしょう。

では、よくあるダイアトニック・スケールを
導きだす作業までを今回は書きます。

①ダイアトニック・コードをローマ数字で表記します。

ⅠM7、Ⅱー7、Ⅲー7、ⅣM7、Ⅴ7、Ⅵ-7、Ⅶー7♭5

key=C  CM7、D-7、E-7、FM7、G7、A-7、B-7♭5

②そのキーのメジャー・スケールを
それぞれのコードのルート音からスタートさせ7音を導く。

Ex) CM7=C、D、E、F、G、A、B

Ex)FM7=F、G、A、B、C、D、E

はい、お疲れ様でした。

③それぞれ、第1音(コードのルート)からの音程を書いてみよう。
音程については第6回参照。

Ex)CM7=1、M2、M3、P4、P5、M6、M7

Ex)E-7=1、m2、m3、P4、P5、m6、m7

④この導き出した音の並び方に全て名前がついています。
それがダイアトニック・スケールです。

それでは今日はこの編で!

2008年6月29日日曜日

Scale Position

こんにちは、canwooです。


飲み会で終電を逃してしまい、
ネットカフェで一晩を過ごしました!

今年に入って何回目か数え切れません(笑)。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はスケールのポジションについてです。

アドリブを始めるにあたって、まず
Cメジャースケール(ドレミファソラシド)程度は
ポジションで覚えてしまいましょう。

指板上の理解にもなりますし、
ポジションで覚えたら結構使えますよ。

バークリーではこのポジションが
結構細かく分けていると聞いたことがありますが、
私は5つで十分です。

①5弦Cを中指から始まるポジション
②6弦Cを小指から始まるポジション
③6弦Cを中指から始まるポジション
④6弦Cを人差し指から始まるポジション
⑤5弦Cを小指から始まるポジション。

まずは音よりポジションを優先した方が良いかもしれません。
私は音がポジションより先に見えていましたが、
ポジションが見えていればキーの違う曲でも
とりあえず合わせられますから良いと思います。

意図的な部分を除き私達が
メジャースケールを間違えることはほとんどありません。

私がよくやった練習は、
ポジションを変えずにスケールを半音ずつ
Cメジャー~D♭~メジャー~Dメジャーと順番に弾いていきました。

ギターという楽器は平行移動は簡単ですから、
あえてそれを禁止させたわけです。

スケールはCからCまで、D♭であればD♭からD♭までと
1オクターブを上行させても
下降させても良いから止まらずに弾きましょう。

常に頭の中には次のポジションと音を考えていなければ
止まってしまうので、とても良い訓練です。

固定されたポジションは
5,6フレットをひとくぎりにすると良いでしょう。
是非とも試して下さい!

それでは、今日はこの編で!

2008年6月28日土曜日

Slamp

こんにちは、canwooです。

ようやく仕事が落ち着いてきて、
少しずつ時間にゆとりが持てるようになりました。

でも・・
急に暇になると、逆に不安になっちゃいますけどね。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はスランプについてです。

今すごく悩んでて・・・。
全然上達していないように感じる・・・。
なにをしたらいいのかわからない・・・。

行き詰まると本当に自分がよく分からなくなります。
そんな時、私は「これでもかっ!」って言うほど
練習します。

よく行き詰まったら違うことをした方がいいなんて言いますが、
それは頭を使って感じていることの場合です。

例えば、全然上達していないように感じたとしても
見えていないだけで、
うまくなりたいと思って練習していれば上達しています。

問題は何を考えて練習しているか?
焦ったって上手く弾けません。
ゆっくり一つずつやればいいじゃないですか!

アドリブが上手くできない。
私はしょっちゅうあります!
だったら、ゆっくりとこの音階でこのコードで何が出来るか
色々と試してみるのはいかがでしょう?

他の楽器でもそうかも知れませんが、
ギターって、どうしても出来なかったことが
ある時ふっと出来るようになることが多々あるのも事実です。

同じ曲を演奏し過ぎて何も生まれない!
そんな時は諦めて映画でも見ましょうよ!

それでは今日はこの編で!

2008年6月27日金曜日

Brain Memory

こんにちは、canwooです。

ようやく仕事が落ち着いてきて、
少しずつ時間にゆとりが持てるようになりました。

でも・・
急に暇になると、逆に不安になっちゃいますけどね。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は脳内メモリーについてです。

師匠を見ていると
スタンダード・ソングは全て知っているのでは
と思うほど曲を知っています。
しかし楽曲はいつもジャズのような
AABAとかABABといった構成ばかりではなく、
AAA’BダカーポAAA’
BB’ダルセーニョA’B’C~~~
とやたら長い構成かも知れません。
某雑誌でご紹介されているNY在住の
日本人ギタリストI氏の講座はかなり面白いです。
コード進行やらキー、構成、
メロディの第1音、メロディの進み方
と様々な面から研究されていてとても興味深いものでした。
演奏中にメロディを忘れてしまったら
コードをはじき出すのは結構大変です。
沢山の曲を覚えることよりも
理解力を早めたい。と私は思います。
その為に私は「可能な限り早く曲を忘れて、
可能な限り早く渡された譜面を理解、暗記しよう」
としています。
全体の構成、コード進行のパターン、
メロディの移動の仕方。特徴となる音、盛り上がる部分
といった情報を譜面から得ていますが、
それぞれの基準となる曲や
音程パターンを覚えておく必要がありますね。

たとえば構成面
I GOT RYTHMのコード進行は
もう定番ですし、AABAの定番構成。

サウンド面
My IdealにおけるⅥ7のナチュラル9thとかも
サウンドの基準にしています。
この音はこんな音だろうとイメージできます。

音程面
ウィスパーノットの完全5度の音程とか。
ステラバイスターライトのトニックディミニッシュ代理など
特徴面。
脳内に沢山のメモリーを設け、まずはOSを作りましょう。
そして、いつでも関連付けて覚えると
非常に理解がスピーディに行われると思います。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月26日木曜日

Method Book

こんにちは、canwooです。

貴重な梅雨の晴れ間が二日間続きました。

我が家の洗濯機はパンパンになりましたけどね!


それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は教則本についてです。

おっ、この教本良さそう」

そう楽器店で思って買って帰って読んでみても、
さっぱりで意味が分らない。

そんな経験はきっと多くの人がお持ちなのではないでしょうか?

なかには買ったはいいがほとんど開いてないような人もいたりして。
ここではJAZZの教本について考えてみます。

勿論、私も沢山の教本を買って勉強しました。
しかし教本を読んでも例題を弾いても全く上手くならないんです。

それは何故でしょう?

「何が悪いって教本が悪いに決まっています。」

現在手に入れることの出来る教本はいったいどうなっているのか?

①ここでこのスケールが使えます。
②このコードの時にこんな風に弾けますよ。
③アルペジオを弾いてみましょう。
④これは実際演奏した楽譜です。
⑤有名ギタリストのソロをみてみましょう

・・・・もういいですよね。
私には著者が知識をもったいぶっているか
若しくは知識を言葉に変換できないのではと感じます。
それで売れるんですから良いものですね。
実際にはスケールに入る前にやることがありますし、
そのスケールをどう使用するかが分らないものです。

沢山のフレーズを沢山弾いて
その際、意識すること、どんな効果があるか?

そこまで書かれている本がどのくらいあるのでしょう
あるソロを分析した・・・・だからどうなの?

とまぁ、不十分な部分が沢山あるような気がしてなりません。

結局、初心者対象ではないんです。

正直な所、練習の過程というのは結構忘れてしまうものです。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月25日水曜日

Arpeggio

こんにちは、canwooです。

本当に最近ジメジメしていますね。。。

寝苦しい夜は、何時まで続くのでしょうか!?

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はアルペジオについてです。

アルペジオとは
音を継続させながら分散和音を弾いていくこと。

初心者には右手の親指+人差し指+中指を使った
スリーフィンガーと呼ばれる弾き方に
馴染みがあるのではないでしょうか。

フィンガーピッキングに関しては以前、
第34回で取り上げたように最終的に小指まで使えるのが理想です。
今回はピックを持った状態でのアルペジオです。

まず
アルペジオを弾く時はコードフォームを押さえよう!
ということ。

これは、左手を安定させることでけではなく、
もし間違った弦を弾いてしまった時に
不協和音をださないためです。
では右手のピッキングについては2通り考えられます。
オルタネイトとエコノミー・ピッキングによるものです。

オルタネイトではダウン・アップを交互に行う為、
非常にリズムが安定しやすいのですが
弦移動がとても難しい為、初心者向けではないかも知れません。

続いてエコノミーはとても合理的なピッキングで弾き易いのですが
やはりリズムが安定しません。

どちらも一長一短なのですが、
私はアルペジオを最初からオルタネイトで弾いていました。

というのも最初に見た教本に
ギターはダウンとアップを繰り返して弾かなければいけない!
と思わせんばかりにオルタネイトを勧めていたので、
エコノミーというピッキングを知ったのは随分後になってからで、
かなりの下手っぴでした。

スウイープというテクニックを知るまではね。
しかしダウンピッキングで弾くかアップ・ピッキングで弾くか?

これはクラシック奏者が弾く指を決めるように
表現方法からしたらサウンドから選択するのが
最も良いのかも知れません。
事実、ダウンにはメロウなスピード感が、
アップにはシャープな鋭さが出しやすい様な気がします。

それでは今日はこの編で!

2008年6月24日火曜日

John Scofield

こんにちは、canwooです。

本当に最近ジメジメしていますね。。。

寝苦しい夜は、何時まで続くのでしょうか!?

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は一人ミュージシャンを取り上げます。

ジョン・スコフィールド

ウネウネ、アウト、ファンクジャズ・・・・
彼の名を聴いてすぐ連想される事やはりあのアウト感です。

私は彼の演奏が頻繁に外れているのに
どうしてまとまっているのか不思議でした。

ジョンのソロをコピーし始めたころ、
凄いカッコ良いフレーズからアウトしてまた戻ってくる、
あの感覚が大好きでした。

しかし、自分でアウトをトライしても
戻ってこれずにおかしくなってばかり・・・・。

その後も沢山の曲を耳コピして
研究していたときにある事に気付き、謎が解けました。

それはジャズ学習者にとっては必ずマスターすべき事でした。
是非練習してみて下さい↓↓↓

ジョンはコードが変化する前の
8分音符や4分音符に次のコードのコードトーンを置くことが
極めて多いのです。(シンコペしなくても)

勿論、コードが変わる部分の頭に
コードトーンを置くこともありますが、
先のコードトーンが食ってはいってくるんです。

時には今いるコードは無視して
次のコードトーンのアルペジオを弾いています。

これには本当に大きな影響を受けました!

それでは今日はこの編で!

2008年6月23日月曜日

Chord Style

こんにちは、canwooです。

健康診断明けというのに
結局飲み会3連発です!

あとは野となれ山となれ、
といった感じでしょうか(笑)


それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は和音についてです。

和音スタイルとは?

これはあくまで自論ですが
多くのギタリストやピアニストは和音にもスタイルを持っています。

それはコード楽器ですから当然かも知れませんが、
和音のサウンドと非常に関係を持ったソロを取るということです。

和音があり、そのサウンドを聴いて
心にサウンド(メロディ)を鳴らすからなのかも知れません。

ある人のスタイルを語る時、
いったいどの位の人や教則本が
ハーモニーの面までを意識しているでしょうか?

自分なりのハーモニーを頭に鳴らす事が出来れば、
それは自分なりのスタイルに近づけることだと思っています。
勿論それが全てではありませんが。

バド・パウエル~ビル・エバンス~
マッコイ・タイナー~ハービー・ハンコック~キース・ジャレット

上記のミュージシャンの和音は
同コードでも押さえ方は全く違ったものです。

そして、彼等が弾くコードの上には
コードの影響を多いに受けたメロディ・ラインがついている気がします。

分り易くギターで言えば、
ジョー・パスはブロックコード中心だから
バップ的な演奏が出てくるんです。

ジムホールはあの自由自在な和音があるから、
あのソロが浮かぶのです。

アラン・ホールズワースしかり、
エド・ビッカートだって和音は結構オーソドックスなんですよ、
だからソロはいたってオーソドックス。

コンテンポラリーな楽曲を演奏するミュージシャンでも同様です。
私は和音スタイルを持つことが重要だと感じました。

それでは今日はこの編で!

2008年6月22日日曜日

Blue Note

こんにちは、canwooです。

健康診断明けというのに
結局飲み会3連発です!

あとは野となれ山となれ、
といった感じでしょうか(笑)


それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はブルーノートについてです。

ブルーノート
を皆さんは覚えていらっしゃいますでしょうか?
そう♭Ⅲ音、♭Ⅴ音、♭Ⅶ音です。
私がここで話す偽ブルーノートとは
実際にはブルーノートではない音を
ブルーノートにしてしまう事です。

ご存知の通り、
本当のブルーノートとは音と音の間に存在します。
ブルーノートがそうであるように、
音がブルージーに聴こえるように演奏すれば
それが偽ブルーノートとなり、
例えスケールから外れた音であったとしても
周囲の音の流れがその外れた音をブルーノートとして扱い
全体の雰囲気を壊すことはありません。

では実際に始めましょう。
この音程を順番に弾いて行きましょう。

起点(C)→短3度→(E♭)→
長2度M→F)→短2度→(F#)
大切なのは音ではなく、この連続した音程です。
何時、いかなる場合でも、
このように短3度から半音ずつ狭くして
順に弾いていくことでブルージーさが出ます。
勿論、曲のキーを起点にして使えます。
コードのルート音を起点にしても使えます。
でも、せっかく偽ブルーノートなんですから、
違った音から上手く外してみてはどうでしょうか?

※この4音は仲間です。
1音でもかけてブルージー感が損なわれてしまったら
それは単なるミストーンになりかねません。
仲間の音同士、仲良く一緒に使ってあげましょうね。

それでは今日はこの編で!

2008年6月21日土曜日

The possibility of consecutive chords

こんにちは、canwooです。

健康診断明けというのに
いきなり飲み会です!

本当はデリケートな胃を
カバーしてあげたいんですけどね!


それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は和音についてです。

今回のお題はとても一言では言えませんし、
75歳を越えた師匠が
「指板にはまだ知らないコードがある」
とおっしゃってます。私なんぞには偉そうなことは書けません。
それでも和音の可能性を探ることは
とても勉強になるので書いてみました。
連続して変化する和音を弾く時
どのようなことを考えて弾いているか?
そして、どう練習していくか?
これは私にとっても
大きな課題であり続けることであるのは間違いありません。
まず、連続して和音を弾く時に
私は幾つかのことを先読みしています。
当然、先のコード進行を考えていますし、
先の和音をも考えています。
また、なるべく同タイプのコードを連結させ
流れをスムーズに行えるようにしています。
少し具体的に言いますと、
4度堆積コードで始めるのであれば、
その流れが終わるまで4度堆積コードを弾きます。
逆に3度主体のブロックコードでは、
半音によるアプローチは避け、
ドミナントアプローチやディミニッシュによる
アプローチを多く使います。
しかし、一番気にしている事はやはり
トップノートによるメロディです。
またコードを形として押さえていますが、
全ての音を出しているわけではありません。
3音なら3音で続けます。
盛り上げるのであれば段々と音数を増やしていく・・・
(6音までしか出せませんが・・・)
逆に音数を減らしていくのは
随分とおかしな演奏に聴こえてきます。
全てはソロの練習と同じで自分の中に
論理を作っていってしまうのが一番の練習方法です。
「この音がこう動いたからこうなる」
といった論理を自分の中に少しずつストックしましょう。
誰かの演奏を聴いた時でもそうです。
音ではなくアイデアを盗むことが大切ですね。

それでは今日はこの編で!

2008年6月20日金曜日

Song Analize

こんにちは、canwooです。

昨日は健康診断の日でした。

驚いたのは三十路間近にして

身長が1cm伸びていた事です(笑)

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は曲についてです。

ソロを取る上で曲をどのように料理するか?
それは非常に大きな問題だと思います。

大きく分けて2種のアプローチ、
細かく考えれば、沢山の要素が絡みあっていると感じています。

★曲の特徴を掴む
★曲を自分の自己表現の素材とする

大半のミュージシャンは前者の方法で
ソロを取っていると思いますし私もそうです。

後者に代表されるのはコルトレーンであったり、
ジムホールなどがそう言えるのではないでしょうか。

譜面を見たときに素早く曲の特徴を確認するのは
非常に大切なことです。例えば・・・

特殊な音がテーマに使用されていないか?
メロディーの最高音と最低音
和音の流れ
曲として最も盛り上がる部分
リズム的な特徴とその変化
全体の構成

などがあげられると思います。
理論では解決出来ない場合も多々あると思いますし、
このことを感じるか否かで演奏は大きく変わってくるでしょう。
勿論、これらの事を踏まえた上で
共演者の音楽のアプローチを聴いて影響し合いながら
即興をしていく。これぞまさにジャズの醍醐味ですね。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月19日木曜日

Diminish Chord

こんにちは、canwooです。

いよいよ健康診断の日です。

昨日の夜21時から飲まず食わず・・・

早く終わらせて楽になりたいです!


それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はディミニッシュコードについてです。

ディミニッシュ・コードほど
使用用途の多いコードは他あまりないと思います。
さて、ディミニッシュとはどんなコードでしょう。
それは不協和音極まりないのですが短3度で音が積まれた人工的な和音です。
C・E♭・G♭・A(Root・♭3・♭5・6)
というコード構成になります。
ディミニッシュコードは3種類しかありません。
上記と「C#・E・G・B♭」、
「D・F・A♭・B」です。
その上のE♭から始まるディミニッシュコードは
Cdimと同じ音になります。
E♭・G♭・A・C

それでは、今日はこの編で!

2008年6月18日水曜日

Accompaniment

こんにちは、canwooです。

明後日、健康診断を受ける事になりました。

酒の飲み過ぎと言われないか、

今から心配です(笑)

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は伴奏についてです。


「某雑誌でウルトラC級の伴奏」
と紹介されていたジャズの伴奏方法のひとつです。
名付け親はこれまたジム・ホールでしょうか?
簡単に言えば、4ビートのウォーキング・ベースラインの上に
コードが乗っているものです。
演奏方法は2パターンあります。
①ベースラインを弾き、
2拍目裏と4拍目裏に和音をはさむ。
②ベースラインを弾き、
全ての音にハーモニーを付け刻む。
①はベースとピアノの役割を果たしていると言えます。
私はアップテンポの時など演奏します。
②はベース・ドラム・(ピアノ)の役割を果たしていると言えます。
ハーモズド・ベースラインの重要なポイントとして。
ベースラインとリズムに気をつけなければなりません。
その上の和音はある程度自由に選択可能です。
「グイグイと進行感のあるリズムで矢のように鋭い刻み」
が理想です。
JIM HALL&BILL EVANSの
MY FUNNY VANLENTINEの伴奏がとても参考になります。
①では挟む和音は大抵3度と7度の2声で行います。
それ以上の音はソリストを邪魔してしまう気がします。
②での和音はクロマチック・アプローチ、ダイアトニック・アプローチ、
ディミニッシュ・アプローチ、代理和音・・・
様々な手法を用いて和音を付けていきます。
またこの演奏は全くの即興ではありません。
ギターで演奏可能なラインはある程度決まってしまいますので、
いくつかのラインはあらかじめ考えられています。
この演奏ほど文字で伝えるのが難しいことはないです!

それでは今日はこの編で!

2008年6月17日火曜日

Sweep Picking

こんにちは、canwooです。

先週一週間は嵐のような忙しさだったのですが、
またそんな週は復活しそうです・・・

週末、充分に休んだつもりだったのですが、
それでも完全とは言えないような気がします!

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はスウィープについてです。

スウィ-プ奏法=弦の上を箒ではくように、
ピッキングする方法です。

一番最初にやったのは誰でしょう?
イングウェイ・マルムスティーン?
いやいや、ジム・ホールではないでしょうか?

スウィ-プ奏法はとても大きな音域を高速で演奏出来る
素晴らしい奏法です。特徴として・・・

①非常に大きな音域を演奏出来る。
②スピードが出る。
③見た目が凄そうで良い(笑)

しかし、気をつけなければいけないことが
沢山あり非常に難しい奏法です。

まず、右手と左手が一致しなければギターは
音が出ないわけですから、
これが問題となります。そのほかにも・・・

①リズムキープ。
②音の粒を揃える。
③無駄な音をミュートする。

これらの作業を同時に意識しながら練習しなければなりません。
まずは3和音のコードアルペジオから練習した方が良いですね。

それでは今日はこの編で!

2008年6月16日月曜日

First Method

こんにちは、canwooです。

先週一週間は嵐のような忙しさだったのですが、
またそんな週は復活しそうです・・・

週末、充分に休んだつもりだったのですが、
それでも完全とは言えないような気がします!

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はギターを始めてから
最初の一年間にする練習についてです。

さて、今回はギターを始めて最初の1年間は
何をしたら良いか?ということ。
レッスンに通い基礎を身に付けることは非常に大切です。
しかしせっかく演奏したいと思っているのですから、
ご自分の好きな音楽の譜面を購入して
トライしてみるのが良いと思います。
とにかく私はコピーばかりやっていました。
きっとその時に誰か先生についていれば、
もっと理解が早かったと思います。
誰にも聞けず情報は雑誌のみでした。
(今ではインターネットで随分楽に情報が手に入りますが・・・・)
教室に通うことはギターを学ぶ上で非常に良いことです。
教室に通うことだけで満足せず、
ご自身のやりたい音楽にトライしてみてください。
沢山コピーをするのが最初の1年間で
一番の上達方法であるのは間違いありません。

2008年6月15日日曜日

Chord 2

こんにちは、canwooです。

今週一週間は嵐のような忙しさでした!

ゆっくり今日位は眠ろう、と思っていたのですが、
短眠になれてしまったのか、
あまり良く眠れません。。。

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日も主要和音の代理についてです。

今回は以前お話した
主要三和音の代理コードについて説明します。

さて、主要三和音・・
トニック、サブドミナント、ドミナント・・
には代理コードがあります。
代理って書いてありますから当然、
代わりに使っても良いということになります。
代理コードは沢山ありますが、
まずダイアトニック内の代理を覚えてしまいましょう。
トニックコードの代理・・・Ⅲー7、Ⅵー7
サブドミナントの代理・・・Ⅱー7
ドミナントの代理・・・Ⅶー7♭5
ダイアトニックコードを見てみましょう。
ⅠM7(T)、Ⅱー7(SD代理)、Ⅲー7(T代理)、
ⅣM7(SD)、Ⅴ7(D)、Ⅵー7(T代理)、Ⅶ-7♭5(D代理)
さぁ、そろそろ頭が混乱し始めた頃でしょうか?(^^)
何故代理が有りえるのでしょうか?
それは構成音が非常に類似しているからです。
CM7(ⅠM7)に対しE-7(Ⅲー7)は
CM7(9)のRootを省いた状態です。
A-7(Ⅵー7)はC6の6度ベースです。
このように構成音が類似している為に
同じような機能を果たしますが、
コード自体のサウンドは違うので、
やはり若干違った進行となりますね。

それでは今日はこの編で!

2008年6月14日土曜日

Ear Training 2

こんにちは、canwooです。

今週一週間は嵐のような忙しさでした!

ゆっくり今日位は眠ろう、と思っていたのですが、
短眠になれてしまったのか、
あまり良く眠れません。。。

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日も耳コピーについてです。

ギターを持ちながらコピーするのは、
ギターのサウンドが一番採りやすいですが、
是非、他の楽器のコピーをすることもお勧めします。
楽器にはそれぞれ特徴があります。
音域にしてもそうですし、フレーズにしても
楽器により演奏し易いフレーズというものが存在します。
また、管楽器やピアノの演奏を採り練習することで
ギターの可能性を更に引き出すことが可能です。
通常、ギタリストでは考えもつかないアイデアが
そこに眠っていたりします。
楽器の特異性を理解することで、
今後別の楽器と演奏する機会に恵まれたときに
巧く対応できるようになります。
私はピアノのフレーズをよくコピーするようにしました。


それでは今日はこの編で!

2008年6月13日金曜日

Ear Training

こんにちは、canwooです。

今現在、すごく眠いはずなのですが、
何故か眠れません。。。


なので、とりあえず
部屋で晩酌中です(笑)

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は耳コピーについてです。


さて、今回は和音をコピーしてみましょう。
和音を取ることは色々な情報を頭の中でまとめています。
たとえば・・・・
1、その人の個性
2、コード進行
3、指の限界
といった事を考えながら取り始めます。
勿論最初からそんな事は分からないかも知れません。
そして分からない以上に、
和音を取るのが困難に感じるかもしれません。
しかし、和音もコツコツと採っているうちに
だんだんと採り易くなってくるはずです。
1、はジョーパスやウェスだったら、
ブロックコードの中でも分かり易いものが多いですし、
ジムホール、エドビッカートなどは4度堆積が多いと思います。
2、はコード進行が分かれば(予想できれば)
コードも限定されてきます。
3、は明らかに弾けないものありえないということ。
例えば、6弦1フレットの音が出てて
1弦11フレットが押さえられるはずありません。
なんらかのトリックを除けばですが・・・。
とにかくチャレンジすることが、上達の道です。
コツとしては、一番高い音を採って、次に一番低い音を採る。
後は、内声で1音でも採れれば選択肢が限定されます。
色々な指のフォームを試して合っているコードを探してみて下さいね。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月12日木曜日

Triad 3

こんにちは、canwooです。

徹夜明けの上に飲み会が重なってしまいました!

今現在、意識が朦朧としています(笑)

あ~、ますますギター弾く時間がない!!

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日もトライアドについてです。

「そもそもトライアドとは何なんでしょう?」
一般的にトライアドと呼ばれるものは
○△、○m△、○△+、○△゜の4種類です。
しかしトライアドとは3和音のことです。
3和音はまだまだ存在します。今回はそのうちの幾つかをご紹介します。
1、sus2トライアド=R+2度+5度の音程。
例~C+D+G
2、sus4トライアド=R+4度+5度の音程。
例~C+F+G
3、sus2&4トライアド=2度+4度+5度の音程。
例~D+F+G(ベース=C音)
4、密集された音群=短2度の音程を含む3音コード。
例~C+D+E♭
などなど、一言でトライアドと言っても奥が深いものです。
これらを完全に把握してソロを繋げたら、
とってもスリリングですよ。
一度、頭で考えたものを譜面に書いてみると
そのテンション感を理解していただけると思いますよ。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月11日水曜日

Triad 2

こんにちは、canwooです。

昨日
「週の始まりから、いきなり残業でした」

と、書いたのですが・・・


今日は徹夜になりそうです(笑)


あ~、ますますギター弾く時間がない!!

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日もトライアドについてなのですが、
トライアドの使用方法では、
コード進行にスムーズな流れを持たせる方法として
3度や5度をベースにするとお話しました。

ここでは、あるベースの音の上にあるトライアド
(アッパーストラクチャートライアド)の
可能性を考えてみましょう。

難しいですが、考えれば分かることです。
例えばCM7を例にあげましょうか。
CM7の構成音はC,E,G,Bですね。
ベース音と上のコードトーンを分けるとベース音Cに対して、
(E-△)E+G+Bが入っています。
つまりCM7はE-△/Cと考えられます。
同様の作業をCM7(9)でやってみましょう。
構成音はC+E+G+B+Dですね、
ではベース音Cと上の音を分けて考えて見ましょう。
E-△(E+G+B)は勿論G△(G+B+D)もあります。
更によく見るとトライアドではなく
E-7(E+G+B+D)にもなっています。
これがアッパーストラクチャー・トライアドの考え方です。
あらゆるトライアドを同じベース音の上に乗せて
コードネームを考えてみると意外な発見がありますよ。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月10日火曜日

Triad 2

こんにちは、canwooです。

週の始まりから、いきなり残業でした(笑)

結局終わらなかったので、家に課題を持って帰って
処理をしています!

あ~、ギター弾く時間がない!!(笑)


それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。


今日はトライアドの可能性についてです。

トライアドの使用方法では、
コード進行にスムーズな流れを持たせる方法として
3度や5度をベースにするとお話しました。
ここでは、あるベースの音の上にあるトライアド
(アッパーストラクチャートライアド)の
可能性を考えてみましょう。
難しいですが、考えれば分かることです。
例えばCM7を例にあげましょう。
CM7の構成音はC,E,G,Bですね。
ベース音と上のコードトーンを分けるとベース音Cに対して、
(E-△)E+G+Bが入っています。
つまりCM7はE-△/Cと考えられます。
同様の作業をCM7(9)でやってみましょう。
構成音はC+E+G+B+Dですね、
ではベース音Cと上の音を分けて考えて見ましょう。
E-△(E+G+B)は勿論G△(G+B+D)もあります。
更によく見るとトライアドではなく
E-7(E+G+B+D)にもなっています。
これがアッパーストラクチャー・トライアドの考え方です。
あらゆるトライアドを同じベース音の上に乗せて
コードネームを考えてみると意外な発見があります。

お薦めですよ!

それでは、今日はこの編で!

2008年6月9日月曜日

Triad

こんにちは、canwooです。

今日からまた一週間が始まります。

週の始まりは、すっきりしない天気ですが、
それに負けずに頑張って行きたいと思います!

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。


今日はトライアドについてです。

ジャズの演奏においてCとかA-とか記譜されていても
特別な記述(△)がない限り
通常は7thの音まで出すことを意味しています。

しかし、ECMレーベルを代表とする
表情に富んだ音楽においては
トライアドの使用はとても大切です。

たとえば、私のHPのトップページの音楽
「尾鷲からの贈り物」でのコード進行は
GM7→D7→E-7
というコード進行で始まりますが、
演奏の細かい部分を見ると次のようになります。
Gadd9th→D△/F#→E-7(9)
このように、私はスムーズなベースの流れを持たせる為に
和音をあえてトライアドの形にして
ベースをそのトライアドの3度もしくは5度に持ってきます。

このようなベースの流れを意識した進行は
非常に強いカラーを持たせることが出来ますし、
ジャズに限らず、ポップスや
ヒーリング・ミュージック的なものにも効果的です。

それでは今日はこの編で!

2008年6月8日日曜日

An odd number Rhythm

こんにちは、canwooです。

週末も終わりつつあります。

サザエさんを見終えると、
「もう明日から仕事だなぁ・・」
と思ってしまう人も多いのではないのでしょうか(笑)


それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。


今日は奇数リズムについてです。

数年前から、変拍子のリズムは
NYを始めとするハイレベルな演奏を行う場所では
注目を集めています。
拍子には4分の3拍子、4分の5拍子、
4分の7拍子、8分の6拍子・・・
ややこしいものを考えればいくらでも出てきますが、
ここで言う奇数リズムとは
単音によるソロフレーズの奇数リズムです。

奇数リズムは時として非常にジャズらしさを感じます。
1拍半、3連符、5連符、2拍3連
これらのリズムがソロに自然に組み込まれるようになると、
そのソロはとてもスリリングに聴こえるでしょう。
「だからどうなんだ?」「どう演奏するんだ?」
と思うかも知れませんが・・・

その演奏方法を説明することが大切だとは思いません。
重要なことはもう書いてある通り、
奇数リズムがソロをスリリングにさせると。
つまり・・・
テンション感を出そうとする時の1つの手法
だと考えておくべきです。
まぁ、そうは言っても演奏の仕方は知りたいことだと思いますので1つ。
偶数の音で構成された音内
(例えば、コードトーンやディミニッシュなど)を
奇数リズムで演奏するのは非常に格好良いですね。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月7日土曜日

Improvisation 1

こんにちは、canwooです。

最近、眠りが浅いんです。。。
疲れているはずなのに、すぐに起きてしまうんですよね。。。


歳を取ったという事でしょうか(笑)

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。


今日は即興演奏についてです。

先日、ある知り合いから
素晴らしい心のトレーニング方法を聞きました。
それは即興演奏を始める第一歩に相応しいものでした。
それは、もうサティの世界です。
コード進行はCM7→FM7→CM7→FM7
そうこのコード進行に秘密が隠されているようです。
永遠と続くコード進行にどこか
時が止まっているような静けさがあります。
このコード進行の上では白鍵全ての音が許され、
心を大切に演奏を続けると
多くのひらめきを受け取ることが出来るように
思います。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月6日金曜日

Crystal Tone 2

こんにちは、canwooです。

昨日は会社の飲み会で・・終電で帰ってきたのですが、
今日も残業で終電で帰ってきてしまいました。

そうとう眠いです(笑)


それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は昨日のクリスタルトーンの続きです。

さて、では実際にクリスタルトーンと
私が呼んでいるものの幾つかをご紹介します。
まずは音の流れによりコードトーンよりも強い輝きを持つもの
G7→Cという進行があったとします。
この際の解決というのはコードトーンに行くのですが、
コードトーンより更に素敵な輝きを持つのが
9th解決と呼ばれる方法です。
G7上において、E♭からBへと下がった後、
解決する場合このBの音はCのコードトーンよりも
Cの9thであるDに行きたがります。
この9thは他の解決の流れより一層際立って聴こえます。
この9th解決で9thの音をコードトーンより
輝きを持たせる手法には
幾つかの決まった流れがあるように思われます。
例えば、G7のRootであるGの音に向かって
下降して(どんな下降の仕方でも構いません)
Cに解決する部分でG→Dと上がる。
つまり5度上がって解決する際に9thの音にする
といった論理を組み立てるわけです。
普通に弾いたら9thは
コレといって解決させる意味のない輝きしか出せないでしょう。
でも弾き方次第で流れの中で輝きを持たせることが出来るのです。
色々研究してみてはいかがでしょうか?
曲のメロディに対するクリスタルトーン
マイナーの曲において
ナチュラル13thという音ほど個性を持った音は少ないです。
この癖のあるナチュラル13thがどの程度の色を持っているか
Joe Hendersonの「Recoder Me」を聴いてみて下さい。
このカラーを覚えてしまえば、
欲しいときにこのサウンドをいつでも出せます。
しかし、これはマイナーのトーナリティーに
とらわれている時間が長いほど有効なようで、
ⅡーⅤに組み込むことは難しいと思います。
この他にも色々とありますので研究してみてはどうでしょうか?
○ー7♭5上のナチュラル9th
○M7上の#5や#11
○7上のM7
などなどユニークで強烈なカラーを出せるように
練習するのも楽しいですよね!


それでは今日はこの編で!

2008年6月5日木曜日

Crystal Tone

こんにちは、canwooです。

昨日は会社の飲み会で・・終電で帰ってきたので
とても眠いです(笑)


それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はクリスタルトーンについてです。

クリスタルトーンって何?
きっと誰も聞いたことがないと思います。

それもそのはず、私が勝手にそう呼んでいるからです。(^ー^)
さて、私は
希少価値の高い音をクリスタルトーンと呼んでいます。
さて、希少価値の高い音とはいったい何でしょう?
コードトーンでもテンションでもない。外れた音です。
その外れた音の中に時と場合により、
コードトーンやテンションよりも
はるかに輝きを持った音があります。
何故、その音が突然輝きを持つのか?
それは、曲の持つ雰囲気やコード進行、
他のメロディ部分との兼ね合い、
音の繋がり、私の耳の不具合(笑)
などなど、色々な条件が重なりあって出てきます。
理論上は使ってはいけないと書かれていても、
その存在感はコードトーンをも超える場合があります。
このような、音楽的な部分を面倒臭いと感じる人は
音楽の楽しみを1つ減らすことになるのではないでしょうか?
理論なんて確立されているようで、
あいまいな部分が多いものです。
というのは、理論に「この音は使って良い!」と書いてしまったら
読者はどこでも使用していいんだ!と思います。
ですが、音楽とはそれほど単純なものではないと思います。

2008年6月4日水曜日

Feel So Rhythm

こんにちは、canwooです。

台風も無事関東地方をそれてくれたので、
一安心です。

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はリズムについてです。

今回はリズムをどこで感じているのか
を書きたいと思います。
まず、表面的には足が動いていたり頭が動いていたり、
肩から腰まで動いていたりと様々です。
私は耳から入ってきて、
喉の奥の方でカウントを取っているような気がします。
今回書こうと思ったのは表面的な部分ではありません。
カウントは必ず頭拍で取る
ということです。
これには異論が沢山出るかも知れませんが・・

あくまで私はこう思っているということです。

勉強を始めた初期の段階では、
2拍4拍にだけメトロノームを鳴らしていました。
これは非常に有効な方法でした。
特にリズムを刻む練習をするときはとても重要な練習方法です。
しかし、実際の演奏では
私は頭拍(1・3拍)でカウントをしています。
また8分音符を感じる時は
(1・2・3・4拍)を感じています。
何故こうしているのか?というと。
もともとバックビートというのは
体の中で強烈に感じるものだからです。
黒人さんが歩いているところを見るとよく分かります。
1歩足を出すのを頭拍だと考えると、
肩から腰のあたりで足を追うように裏拍を感じているようです。
足を出しては肩が裏拍を取って、
また足が出る・・・
このいつでもバックビートを感じている状態が理想だと思いました。
実際にこうやって歩くと
妙に偉そうですがすいません!
少し意識してみてはいかがでしょうか?
その為、
私はカウントを取る際も頭拍で足を踏んだり、
うなずいたりしています。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月3日火曜日

Strap

こんにちは、canwooです。

しばらく雨の日が続きそうですね。。。
洗濯物の室内干しの季節がやってきました(笑)

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はストラップについてです。

立って演奏する時にはストラップは必需品ですが、
私は座って弾く時も常にストラップを付けています。
しかし、私もロックを演奏していた頃があったのですが、
腰より下までギターを下げていました。
あの状態を座った状態で作るのは大変です(笑)
私の基本的な考え方は
立っている時も座っている時も
ギターが同じ状態(高さ)になるのが理想だということですね。

高さが変われば当然弾き易くも弾きにくくもなりますからね。

私の場合、座っている状態だと少し上に上がり過ぎるので、
足の上には置かずに斜めに鞄をかけるようにギターをかけています。
足は大抵組んでます。はい。
このお題についてはそれほど書くことはないのですが、
立って弾けないなんて人もいると思うので書いてみました。
クラシックギターじゃないんですから、
特に決まったフォームはありません。
また、ずっと同じフォームじゃなくても
後から練習すれば変えられますので
気にせず格好良いと思うフォームで頑張りましょう。
あとは肩パットの付いているモノが良いです。
1ステージの演奏でさえ肩こりますから。
レスポールを弾いている人は気合でしょう。
大変重たいですからね!

それでは今日はこの編で!

2008年6月2日月曜日

cleche

こんにちは、canwooです。

あっという間に週末が終わってしまいました!

今日からまたツラい一週間の始まりです(笑)

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はクリシェについてです。

ツェッペリンの「天国への階段」のイントロをご存知でしょうか?
Rootが半音ずつ下降していき、
とても素晴らしい哀愁漂うメロディを奏でています。
クリシェというのは、
コード内の声部が半音で進行することによって
コードのサウンドを装飾する1つの方法です。
クリシェにより、次のコードへの移行が
より自然に感じられる場合も結構多いです。
5度が変化する場合
5→#5→6→#5→5
5度の音を変化させる場合は大抵、トライアドの形を取ります。
例えば、C△、C△+、C6、C△+、C△のような感じになります。
これは私の大好きなスタンダード・ソング
「In the wee small hours of the morning」の出だしのコード進行です。
Rootが変化する場合
R→7→♭7→6→(#5→5)
Rootのクリシェの大半はベースラインに使用されます。
前述の「天国への階段」もそうですし、
スタンダードソング「MY FUNNY VALENTINE」なんかもそうですね。
また少し違った形として、ⅡーⅤ進行にも応用することができます。
Ⅱー、ⅡーM7、Ⅱー7、Ⅴ7といった具合です。
「Body and Soul」の出だしのコード進行を例にあげてみましょう。
E♭ー7、B♭7、E♭ー7、A♭7、D♭M7
このコード進行は元々下記のようになっていました。
E♭ー、E♭ーM7、E♭ー7、E♭ー6
このようなクリシェのラインは
Body and Soulのように○7コードを入れた形で演奏可能です。
「My funny Valentine」ではC-7、G7、C-7、F7~
ソロは○7コードが入ることにより少し変わった形にできます。

それでは、今日はこの編で!

2008年6月1日日曜日

4Way Close Voicing

こんにちは、canwooです。

早いもので今日から6月ですね!
ほんの少し前に、2008年が始まったと思ったばかりだったのに(笑)

それでは、今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は4Way Close Voicingについてです。

4Way Close Voicingというのは、
最も一般的というかシンプルに考えて下さい。
ある音から「団子状」に積んでいったものです。
例えばCM7であればC+E+G+B
A-7であればA+C+E+Gといった感じです。
さて、OPENとは・・・・
特定の声部を1オクターブ下げる機械的な作業をすること
によって出来上がるコードです。
種類は3種類・・・
Drop2、Drop3、Drop2&4があります。
Drop2
4way closeの上から2声目を1オクターブ下げます。
つまり5度の音ですね。
もし、コード自体にテンションを加えるときはOPEN化させた後、
テンションを加えましょう。
ギターという楽器はOPENコードは
とても使いやすいので勉強になります。
Drop3
4way closeの上から3番目(3度の音)を1オクターブ下げます。
Drop3では上2声に
3度のハモリが保たれている状態が好ましいとされています。
Drop2&4
上から4番目(Root)だけでは順番が変わらないため、
上から2声目も1オクターブ下げる。
最もギターらしいですね。
ただ、和音としては音域がとても広いので
速いコードソロには向かないかも知れませんね。

それでは今日はこの編で!