2008年5月12日月曜日

Adlib 2

こんにちは、canwooです。

週末は残念ながらずっと雨でした!

それでは今日もギターについて
書いて行こうと思います。
今日はアドリブについてです。
アドリブを始めると、
ソロを弾くことに意識が向けられるあまり
周りの演奏がどこを演奏しているのか
分からなくなる時があります。
それは、きっと誰もが陥る問題だと思います。私も経験しました。
リズム変化についていけない場合(ポリリズムなど)を除き
頭の中ではコード進行を追っています。
ここに巨大マンションらしき建物が見えます。
自分の居る場所から建物を見ると
8階建てで1フロアーに4部屋見えます。
これは私が演奏途中にイメージしている物の実態です。
勿論、マンションなんて考えていません。
私は最初のうち、イメージする事で
自分が何を演奏していても周りが
どこを演奏しているか分かるようにしていました。
おかしな話ですが本当の事です。
楽譜をマンション、周りの演奏を照明だと思ってください。
演奏が始まると8階左端の部屋から順番に
スポットライトが当たっていきます。(譜面1小節目からスタート)
脱走囚人を探す刑務所のライト・・(イメージ悪いなぁ)
灯台の灯りのような感じです。
知っている曲を楽譜を見ながら聴く時、
私達はそのように目線を当てていきます。
それが頭の中の記憶されている曲の上で行われています。

なんだかマインド・コントロールみたいになってきましたね・・・

何故この方法を取ったか? 実は私がこの問題に悩んだのは
倍テンポで演奏をしようとしていた時です。
1人だけダブル・タイム(倍テンポ)での演奏をすると
周りが1小節演奏する間に2小節演奏してしまっていたのです。
つまり倍の音符で弾くから、
頭の中のコード進行もついて来てしまっていました。
だからイメージ作戦に出ました。
これをやってもやらなくても練習を続けていけば、
最後にはみんな無意識に自分の場所が分かるようになると思います。
でも、何故この方法が良いかを以下に説明します。


★コード進行がビジョンで見れる為、
先のコードが簡単に読める。(3小節先も8小節先も分かります)
★1つのコードを忘れても他のコードを手がかりに思い出せる。
流れで覚えていてはそうはいきません。
★フレーズが小節線を越える場合でも見失わない。
(つられる場合は除きます)

★同小節数の曲が覚えやすい。
(これもイメージの力か?)
しかしデメリットもあります。
それは1段4小節の楽譜でイメージすると、
ぐちゃぐちゃに書かれた譜面
(1段に5小節あったり3小節しかなかったり)は
非常に演奏しにくいことですね。
では、今日はこの編で!

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