2008年5月29日木曜日

Finger Picking

こんにちは、canwooです。

また雨の日が続きそうですね!
いよいよ関東地方も梅雨入りが近いのでしょうか?

それでは今日もギターについて
書いて行こうと思います。

今日はフィンガーピッキングについてです。

フィンガーピッキング
といえば指でピッキングをすることですが、
今回私が説明するのは
ピックを持った状態でのフィンガーピッキングです。
まず、ピックを持つ為に右手の親指と人差し指を使用します。
私はコードを弾く際、
ピック+中指+薬指+小指と全部使用します。
何故、このようにピッキングするか?
それはピックのみだと、
どうしても音の出るタイミングに時間差が生じる為、
ピアノのように同じタイミングで弾けるように指を使います。
「だったら、ピックを使用しなければいいじゃない?」
確かに・・・しかし、
ピックを使用したサウンドも捨てがたいのです。
音にならないカチャカチャしたサウンドも
また良いものなんです。

さて、練習方法ですが・・・
まずはピック+中指で和音を弾いていきましょう。
3度の和音がいいですね。
ド+ミ、レ+ファ、ミ+ソ・・・
必ず、ピックのサウンドと指のサウンドが
同じ音量で出せるように訓練しましょう。
最初はとても動きにくいものです。
親指+人差し指と中指で2本の弦をつまむ感じなので
最初はピック→中指→ピック→中指と
交互にピッキングして徐々に同時に出来るようにします。
さて、ここまでの段階では2本の弦は隣合っています。
6度の音にチャレンジしてみましょう。
ド+ラ、レ+シ、ミ+ド・・・
必然的に間に1本弦を挟む事になります。
これもまた難しいです。
やはり交互に弾く練習をした後同時に弾けるようにしましょう。
なれたら薬指も導入します。
中指+薬指の同時弾きは動かし易いので、
ピック→中、薬指→ピック→中、薬指の交互
で弾けるようにしましょう。
同様に小指も導入します。
小指が一番の問題なのです。
とにかく小指は動かない曲がらないと古い単車のよう。
しかし、単車同様に愛を持ってメンテナンスしていけば、
必ず動くようになります。
ピックを持ちながら4和音を同じタイミングで出す・・・
するとボサノバがピックを持った状態で弾けます。
脳のシナプスの数を増やし、
この電気信号が上手く伝わるまで訓練あるのみです。
最後に私のピック+指の最高峰のテクニックを伝授します。
まずこの状態でアルペジオが弾けるように訓練しましょう。
そして弾くタイミングを以下のようにずらします。
★3拍子の場合ピック=4分音符、
中&薬指=1拍半、小指=2分音符
どうです?トリッキーでしょう?
名曲「いつか王子様が」のイントロを
Fペダルで演奏する時に使用します。
小指のタイミングが最初の小節では
1&3拍目にくるのに2小節目では2拍目だけとなり、
かなり面白い。
★4拍子の場合中&薬指が4分音符、
ピック=2拍3連、小指=2拍3連上の奇数拍
さぁ、ややこしくなってきました。(^ー^)
つまり、中&薬指を先に4分音符で弾いた状態で
ピックで2拍3連を弾きます。
やはり問題は小指・・・
1回目の2拍3連で1拍目と3拍目で、
2回目の2拍3連の2拍目でピッキング・・・これで1小節です。
どうでしょう?このリズムの迷宮に迷い込んでしまった気分は?
指が思うように動かないことと、
リズムがなかなか安定しない事は
当然のことですのでゆっくり練習してみてください。

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