2008年10月31日金曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib,

こんにちは、canwooです。

また居酒屋に行ってしまいました!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は最初に何を練習するかについてです。

音楽を理解するのに最低限必要な音楽用語を覚えれば、
理解する時間を短縮できます。
こればかりは、簡単に覚えられる方法はありません。
今後のために丸暗記しましょう。
音程について、最小単位は半音ですね。
ある2音の音程差を表記するのに「度数」 を使用します。

半音数 呼び名 表記 例
1 短2度 m2 C⇔C#、E⇔F
2 長2度 M2 C⇔D、A⇔B
3 短3度 m3 C⇔E♭、D⇔F
4 長3度 M3 C⇔E、E♭⇔G
5 完全4度 P4 C⇔F、A♭⇔D♭
6 増4度
(減5度) Aug4
(dim5) C⇔G♭、F⇔B
7 完全5度 P5 C⇔G、A⇔E
8 短6度 m6 C⇔A♭、B⇔G
9 長6度 M6 C⇔A、E⇔C#
10 短7度 m7 C⇔B♭、G♭⇔E
11 長7度 M7 C⇔B、E⇔D#
12 完全8度
(オクターブ) P8 C⇔C、E⇔E

尚、同音を2つ鳴らす場合はユニゾンという。
実際に「短」とか「長」とか「完全」なんて言いません。
区別する時だけ使います。
当たり前ですが「マイナーコードの3度」と言えば「短3度の事」
「7thコードの7度」と言えば「短7度」の事です。
しかし
「Cのコード上でE♭の音がある場合、
この音程は何と言えばいいのでしょう?」
そんな時、「短3度」と言えばいいのです。
あくまで区別する為に使用する程度ですね。

それでは今日はこの編で!

2008年10月30日木曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

沖縄に行ったばかりなのに
東京で沖縄系居酒屋に行ってしまいました(笑)

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は最初に何を練習するかについてです。

ギターを演奏するのに
左手に意識を持っている方が非常に多く見受けられますが、
音で表現をする上で右手もとても重要です。
勿論左手での表現方法もありますがピッキングが大事です。
ピッキングと一言で言っても、
その仕方は人それぞれであります。

「右手を軽視していた」という方は
一旦自分のサウンドに静かに耳を傾けてみることをお勧めします。
ギターはしっかりと弾かなければ
芯のある音が出てきません。
弦を撫でている演奏(時にはそれが良い時もあります)では
モコモコしてしまいハッキリとした音に聴こえません。

さて私は「どのように練習するか?」 という問題を
常に自分に問い掛けています。
私がまだジャズを勉強し始めた頃、
自信の無さから弦を撫でているような演奏になっていました。
それを克服するために
私は毎日のエクササイズに組み込むことにしました。

以前説明した練習を使用します。
1、メトロノームに合わせ均等の力で弦をはじく。
2、アクセントを拍の頭に持ってくる。
「12,3,4,1,2,3,4・・・」
3、アクセントの位置を2フレットへ、
3フレットへ、4フレットへそれぞれ移動させる。
弦を撫でて弾くのは簡単ですが、
しっかりとはじくことは練習しなければ出来ません。
ここで重要なのは、弦を「はじく」 には力より、
「はじくスピード」が必要だということです。
どのようなピッキングをしていても、
弦をはじくスピードが速い方が芯のあるサウンドになります。
スピードと力の違いをまず明確にしましょう。
はじく力は指先に意識を向けることで可能になり、
サウンドに強弱が与えられる。

弾くスピードは手首に意識を向けることで可能になり、
サウンドに芯のある音とスピード感を与える。
どちらも、音に表現をつけるには必要なことです。
まずは音の粒を均等に揃えることを意識して練習しましょう。

それでは今日はこの編で!

2008年10月29日水曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

沖縄旅行の時差ボケから
ようやく回復してきました(笑)

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は最初に何を練習するかについてです。

ギターをやっていた(過去形)人に
「Fコードが弾けなくて止めた」
という人が一体何人いるのでしょう?
「セーハ」とか「バレー」なんて呼ばれるコードで
C、G、D等のローコードが押さえられた人が
誰しもぶつかる壁です
逆に「Fコードから覚えたから、そんなに大変ではなかった」
という話も聞いたことがあります。
が私もFの難関にぶつかった一人であります。

そもそもセーハ・コードは通常、
日常生活ではありえない筋力を使用します。
その人指し指の張り具合は「しっぺ」をする時とよく似ています
1、「しっぺ」をするように指を伸ばしてみましょう
2、そのまま真っ直ぐにフレットのすぐ横に置いてみましょう
フレットの上に多少乗った方が良いかもしれません
3、親指がネックの上から出ている状態では押さえられません
裏に回してください。
4、親指と人指し指で挟むように力を入れましょう。
5、指はそのままで、人指し指の力を
親指側の側面(左側です)に入れてみてください。
この状態が私の理想のセーハです
指はベタっと真っ直ぐ置かれていますが
側面よりで弦を押さえている状態です
指の内側でセーハ・コードを押さえ続けるのは
ハイ・ポジションであれば簡単ですが、Fコードは大変です
よりハイ・ポジション(Cあたり)から練習して
徐々にFに近づけるのも良いかもしれません
必ず全ての音が鳴っていることを1つずつ確認してください

セーハの練習
私は6弦ルート・5弦ルートでそれぞれ10種類の
セーハ・コードをアルペジオで練習しました
ここで10種類ご紹介しますが
ご自身でどの音が変化したら何のコードに変わるのか
調べて見てください。(一応最後に書いておきますが・・)
分かり易いようにCコードで説明します。括弧内は別の表記の仕方です。

(C△) Cm
(C-) CM7
(C△7) Cm7
(C-7) C7
CmM7
(Cー△7) Csus4 C7sus4 Cadd9 Cmadd9

これらのコードを自在に弾けるようになれば、
大抵のコード譜はセーハで弾けるようになります。
最後に音の変化を書きますが、
自分のためにも自分自身で覚えることをお勧めします。
ミの音(Cコードの3度と呼びます)が
半音下がると、そのコードはマイナーコードとなる。
ミの音(Cコードの3度と呼びます)が
半音上がると、そのコードはSUS4(サスフォー)となる。
1オクターブ上のドの音が
半音下がると、M7コードとなる。
1オクターブ上のドの音が
更に半音(全音)下がると7コードとなる。
1オクターブ上のドの音が
全音(半音はありません)上がると、add9コード(アドナインス)となる。

こんな感じです。

それでは今日はこの編で!

2008年10月28日火曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

沖縄旅行の影響からか、
国内なのに時差ボケです(笑)

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は最初に何を練習するかについてです。

現在、手に入れる事が出来る教則本の数は非常に多く、
どの本を買ったらいいのか、
またどのように練習していけばいいのか悩むところでしょう。
どの楽器の教則本(初心者からのもの)にも
最初のページには必ず楽器の持ち方の説明があります。
クラシックギターは別として、
ギターを演奏するフォーム・姿勢は様々ですので
気になさらなくても問題はありません。
意識することはフレットの近くを押さえて、
ビリつきのない音をしっかりと弾くことです。

またギターにはTAB譜と呼ばれる譜面が存在します。
過度の使用はお薦め出来ませんが、
多いに利用した方が技術の習得が早くなるように思われます。
私はバンドスコアなどの譜面の使用はとても良いと思います。
最初からいきなり難しいものへと
チャレンジするのは無謀ですがフォークソングなどは有効です。
まず自身のやる気を起こさせること、
そして初心者でも
「1曲を演奏出来るようになる」という
目標を持つことが非常に大事だと考えます。
初歩の段階でつまらない反復練習ばかりでは
ギターを演奏する気すらなくなります。
指を広げる
指の間にゲンコツを挟む・・・?
机の角を使って指を強引に開かせる・・・?
恐ろしい・・・(>_<)
私は指を骨折してリハビリをしていた時に気付いたのですが、
ギターを演奏するのに必要な事は
ギターを演奏して覚えるのが一番だという事です。
今の私の指は演奏上問題ありませんが、
演奏で使う筋力以上は出せません。
でもリハビリはあっとゆう間に終わりましたよ!
話がそれました。
指を広げる為にまず、1フレット1本の指を
均等に割りあてることを意識しましょう。
1弦1フレット=人差し指、2フレット=中指、
3フレット=薬指、4フレット=小指
これを順番に1,2,3,4または4,3,2,1。
飽きたら他のパターン、他の弦でやってみてください。
指の組み合わせの可能性は全部で24通りあるはずです。
このウォーミング・アップは私が今でもやっています。
そういえば、カナダで見たあるギタリストもやってたっけ。
非常に効果的です。
すぐに効果は現れますので毎日の練習に組み込むことを
お薦めしますがやり過ぎは禁物です。正直飽きますからね。
注意点として、
1無駄な動きを減らすように心がける。
2、しっかりと音を出す。
3、無理に速く弾こうとしない。

気持ちはわかりますけどね!


それでは今日はこの編で!

2008年10月27日月曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

今日沖縄旅行から帰ってきました。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日チューニングについてです。

これだけは忘れずにして欲しいと思います。
それはチューニング!!
チューニングを疎かにしているギタリストは沢山います。
すぐ弾きたい気持ちは分かりますが、
どんなに上手くてもチューニングが悪ければ、
その演奏は良いものには聴こえません。

ギターを持ったら、まずチューニング!これは必須です。
あのジョン・スコフィールドでさえ、
演奏途中に何度もチューニングを確認していますよ。
ギターは常に強いテンションで弦が張られており、
弦は日に日に延びていきます。
またギターによっては湿度の関係でチューニングが狂います。
エアコンの効いている部屋では
こまめにチューニングする方が良いと思います。
チューニングには市販のチューナーが便利ですが、
無い時でもせめて、6本の弦のピッチを合わせる努力をしましょう。

さて、チューニングの方法なんですが色々とあります。
私は2、3種類の方法で確認しています。
1弦7フレット=2弦12フレットのハーモニクスor
1弦7フレットのハーモニクス=2弦5フレットのハーモニクス
2弦8フレット=3弦12フレットのハーモニクスor
2弦8フレット=3弦12フレットのハーモニクス(同じです)
3弦7フレット=4弦12フレットのハーモニクスor
3弦7フレットのハーモニクス=4弦5フレットのハーモニクス
4弦7フレット=5弦12フレットのハーモニクスor
4弦7フレットのハーモニクス=5弦5フレットのハーモニクス
5弦7フレット=6弦12フレットのハーモニクスor
5弦7フレットのハーモニクス=6弦5フレットのハーモニクス
その他にも開放弦を合わせたり、
オクターブで合わせたり、特定のコードで調べたりもします。
よく使うコードであれば、
毎日弾くことで微妙な音の違いに気付くと思います。
しかし、毎日正しい音で練習してこそ可能なのですが。
Eadd9thというコードは比較的聴き取り易いです。
6弦からE、B、F#、G#、B、E
特徴は1と6弦、2と5弦がオクターブになっている事。

それでは今日はこの編で!

2008年10月23日木曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

今日から沖縄旅行に行ってきます。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はどのギターを買うべきか、についてです。

ふとしたきっかけでギターに興味が湧いた。
その気持ちを大切にして欲しいと思います。
一言でギターと言っても種類は様々です。
大きく分類すれば以下の3点になります。
ソリッドギター、アコースティックギター、
クラシック(ガット)ギター
細かく分類したら本当に多様なギターがありますが、
エレキギターと言われるものは一般的にソリッドギターです。
ギターのボディに穴が空いていないギター、
皆さんも想像し易いギターだと思います。

しかし、アコースティック、クラシックギターにも
アンプを使用できるよう改良されたものがあります。
いわゆる、「エレアコ」「エレガット」と呼ばれるものです。
それぞれの楽器には特徴がありますから、
「最初に買うならこれにしろ!」などとは言えません。

演奏したいと思うジャンルに合わせて買うのがやる気も出ますし、
実際演奏出来た時ソックリで嬉しいですよね。
当の私の最初の楽器は、
よくある週刊少年雑誌の中の1ページに掲載されている
「¥19800、10点セット」の類のものでした。
しかし、ふところに余裕のある方は是非、
より良いギターを買い求めることをお薦めします。
初心者の方はギターの上手な方と一緒に買いに行くのが一番ですが、
そういった環境にないこともありますよね。
そんな時は良心的な楽器店のお兄さんに相談しましょう。

さて本題と参りましょう。私がギターを選ぶ時のコツです
1、弾き易さ2、鳴りの良さ3、見た感じ


きっと1番の前に「値段」がありますが、
あえてそこは無視します。
1番の弾き易さは
ギターを弾いた経験のある方じゃないと判断は難しいですよね。
弦高の高さというものはある程度はどうにかなります。
私のFujigenも最初はひどいものでした(笑)
ネックの長さ、横幅、弦の間隔、持った感じを重要視しています。

2番の鳴り、これも初心者には分かりません。
私はギターの鳴りがなるべく分散せずに
ボディに伝わるギターを選んで買っています。
ネックに振動があまり奪われずにボディに来る楽器ですね。
アンプからの出音もポイントです。
どの音域でもストレスなく音が飛んでくるギターが好きです。

3、見た目は大事です(^^)
私は昔、とんがったギターが好きでした。今は丸いのが好きです。



それでは今日はこの編で!

2008年10月22日水曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

昨日も今日も残業でした!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はアナライズについてです。

アナライズ、クラシック風に言ったらアナリーゼ、
これは分析をすること!です。

ジャズでは、多くの知識が必要となるのですが、
最も重要なことはそれを自分で分析することです。
レッスンでも最初の1年間は
私の分析例を徹底的に学んで頂いてます。
その後、1人で分析できるようにしていきます。
レッスンでも、教材でも、この講座でも
分析をとても大切にしています。

分析をすれば、アイデアの歴史を知ることが出来ます。
無から生まれる一瞬の閃きばかり待っていては即興は出来ません。

分析をするに順序は下記の通りです。
1)どの音が面白いのか?
2)その音を使用したらどうなるのか?
3)その音を使用するためにはどう考えればいいのか?
4)それを日本語で覚えましょう。

下記、170以上のコンテンツのほとんどは、
自分で色々なソロを勉強し、分析した結果です。
勿論、人から聞いたもの、本で読んだものなどもあります。
しかし、他から得た情報も自分自身で試行錯誤して、
自分の中に取り込んでいます。
と言うのも、本を読んだり、人から聞いたりと、
楽に手に入れてしまったものは、
えてして簡単に忘れるものなのです。

そのことに私が気付いたのは、指導を始めて数年経った頃です。
こんなに重要なアイデアなのに、何故もっと練習しないの?
そう思うことが多々ありました。
何故生徒が練習しないか分かりますか?

私自身は、自分で苦労してソロを分析して、
必死で考えて1つのアイデアに行き着きました。
だから、その重要性も知っていますし、
ジャズの歴史上、このフレーズがどう発展してきて
このアイデアに行き着くのかを知っています。

でも、口頭で聞いただけでは、その重要性に気付かないのです。
だから、忘れてしまう。

時代もあるでしょう。
生徒の中にも、コンテンポラリーが好きで、
昔の演奏はあまり聴いたことがない方が増えてきています。
もう1歩上に行こうと思ったときは、
必ず音の歴史を分析しましょう。

先日、聞いた将棋の世界の話ですが。
「当時としては、物凄いことをやっていたけれど、
今、勝負をしたら、相手にならないでしょう。」
細かい言葉は違うと思いますが、
現在の名人が、昔の名人について語った言葉だそうです。
将棋の技術が日々進歩していることが分かります。
そして音楽もまた、例外ではありません。
学ぶことが膨大な量になっています。

だからと言って、
目先のやりたいことばかりをやっていては、
今後の発展へと結びつくことはありません。
そんな時こそ、このワンポイントレッスンで、
分析の重要性に気付いて頂きたいと思いますね。

それでは今日はこの編で!

2008年10月21日火曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib,

こんにちは、canwooです。

昨日も残業でした!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は装飾音符についてです。

以前音を繋げたり、囲んだりすることを書きました。
装飾はある1音を飾るために上下からのアプローチ音に始まり、
囲むアプローチになり、大きくクロマチックで繋げるアプローチまで
瞬く間に発展し続けました。
この装飾するアプローチは更に発展を続け、
現在では、半音というインターバルに限らない、
いくつかの音のグループを使用して装飾するアプローチに至ります。
装飾するターゲットも1音ではなく、
音のグループがある特定のグループを装飾することもあります。

どの音がどの音を装飾しているのか?
そんな視点で、色々な譜面を見ていくと
新たなアプローチが見えてくるでしょう。

それでは今日はこの編で!

2008年10月20日月曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

また一週間が始まりますね!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はコードの鍵についてです。

ギター上のコードは本当に沢山あります。
ジャズコードをじ~~~っと見てみると、
多くのコードは低音弦に3度と7度を作っています。
(勿論、例外はあります)

3度と7度の形はギター上で3つしか存在しません。
パワーコードの形(完全5度インターバル)
これをAと呼びましょう。

斜めになる形(増4度インターバル)
これをBと呼びましょう。

同じフレットになる形(完全4度インターバル)
これをCと呼びましょう。

メジャー7コードは
3度が下になっていればA、7度が下になっていればC
7thコードは
3度が下でも、7度が下でもB
マイナー7thコードは
3度が下になっていればA、7度が下になっていればC

言葉で説明するのは非常に難しいですが・・・・
何度も何度も読み返して、
これを3、4弦だけでなく4、5弦でトライしてみてください。
この3と7の上に音を足して、
ジャズコードの多くは作られています。

それでは今日はこの編で!

2008年10月19日日曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

昨日は休日出勤で、今日はバイトです。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はHarmonic Cliceについてです。

先日、とある方から質問を受けた内容です。
ハーモニック・クリシェとは
2つの声部が同時に動くことを意味します。
エド・ビッカートやジムホールがよく行う伴奏手法の1つです。
私は伴奏する時、特に意識していませんでしたが、
このHarmonic Cliceがとても多いことに自分でビックリしました。

1)それぞれが同じ方向に動いていく
Dm7→6弦から××325×
G7→→6弦から××314×
CM7→6弦から××203×

2)反行していく
Dm7→6弦から××758×
G7→→6弦から××668×
CM7→6弦から××578×

ツーファイブワンの進行で色々試してみると
少ない動きでコード感を感じられますね。

それでは今日はこの編で!

2008年10月18日土曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

今日は初の休日出勤です!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は違いについてです。

ジャズ・リスナーならいい!
でもプレイヤーなら違いを答えられるようになりましょう!!

と、いきなり赤文字で書いてしまいましたが、
あるプレイヤーとあるプレイヤーが似てる・・・
そんなことばかりを言う人がいます。
リスナーなら、それは別に問題ないと思いますが、
プレイヤーから言えば、
「似てるから何なの?」と思ってしまいます。

ジャズは聴覚上の芸術なんですから、
プレイヤーは昔のミュージシャンの演奏手法に
敬意を払いつつ発展させています。

だから似ているのは当たり前というか、
似ていなければおかしい話ですし、
似ている箇所を見つけるのは意味のないことです。

「このプレイヤーは、あのプレイヤーの演奏を、
こんな風に解釈して、演奏している!!」

プレイヤーなら、そう答えるべきだと思いますし、
あるプレイヤーが発展させた手法を知り、
そしてまた自分も発展させていくことが
私達、ジャズを演奏するプレイヤーではないでしょうかね。


それでは今日はこの編で!

2008年10月17日金曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

本当に最近仕事では失敗ばかりです。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はテトラスケールについてです。

テトラとはギリシャ語で4を意味します。
4音の音階、これはまだまだ理論としては成り立っていません。
コードトーンというのは4音です。
つまりはコードトーンと同じような
4音のグループを作って形作っていきます。

「ドミソシ」でもテトラですし、「ドレミファ」でもテトラ
そこが、この音階の難しいところです。
そこで、私は根底にあるトライアドアプローチに
1音を加えて考えることでテトラを形成しています。

例えば、CAug+b9というテトラ。
C+Db+E+G#という4音の組み合わせ。
これをC7(b9)やDbm7、ブルーノートを含んだAM7などに使用。
テトラはまだまだ存在します。研究してみてはいかがでしょうか?

それでは今日はこの編で!

2008年10月16日木曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

最近仕事では失敗ばかりです。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はヘクサトニックについてです。

この言葉を初めて聞いたの専門学校に居た頃でした。
当時は全く意味が分からないことでしたが、
最近知った話では、ヘクサトニックという6音階は
トライアドを2つ重ねたものだそうです。
ある意味衝撃的だったのは、
私自身、今までチャレンジしてきたトライアドによる手法は
複合的ヘクサトニックスケールと言えることです。

トライアドによる手法を基本に考えると
このようにアプローチが可能です。
例えば、メジャーコード上では、
I△、II△、III△、V△、
IIIm△、VIm△、VIIm△
時としてIII△+、VII△なども使用します。
これら全てを即興で演奏していきます。
Lydianなら、I△+II△とか、V△+VIIm△とか
オーグメントにはII△+III△とかV△+III△+とか。

これは伴奏を行うときにも役にたちますよ。

それでは今日はこの編で!

2008年10月15日水曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

昨日も疲れてすぐに寝てしまいました。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は語法についてです。

語法を確立することは容易ではありません。
語法について私自身思うことを今回は書きます。

まず、あなたはギターを持っていない時、
どのように会話をしますか?

最終的に即興演奏は、自身の会話と同じスタイルとなる。
と私は考えています。
勿論、”最終的に”ですから、
そこに辿りつくためには、
過去の伝統を学び、師から指導を受け、
そして、その影響を自身の中で発展させて
初めて成し遂げられることです。

会話の中で、あなたがよく考えずに、
適当になんでも相槌を打ってしまう人であれば、
あなたの演奏は、ちょっとぐらい分からなくても
弾き続けてしまうタイプになることでしょう。
よく喋る人は、音数も多いでしょうし、
優しい方は、優しいメロディを感じられることでしょう。
練習してもジャズになっていない人からは
ジャズを聴く量が絶対的に足りませんし、そう聴こえます。
やっつけで弾いていたら、そう聴こえるから怖いものです

私自身のことを書くとすれば、
昔はあまり喋る方ではありませんでした。
レッスンをするようになり、ぺらぺらと喋るようになりました(笑)
それに伴って、不思議と演奏スタイルも音数が多くなりました。

でも、本当の所は
「師の影響から抜け出せない時期」だったのでしょう。
よく考えると、今も昔もよく喋ります(苦笑)

自分を殺しても、師のスタイルを追いかけていました。
そうしたかったし、それでも良いと思っていました。
でも、それは間違いなのです。
そうすることよりも、過去自分が学んだ全ての音楽
ポップス、ロック、ハードロック、ファンク、ブルース、
自分がそれを好きだったということを、
その感覚を素直に受け止めることの方が重要なのです。
自分にとって、それらの何が好きだったのか、
それが自分の語法を見つけていくきっかけになりますね。

だから、なるべく誠実に生きていきたいと思いますし、
意味のない嘘で自分を固めたりしたくはないのです。
参考になるかどうか分かりませんが、
これが私の語法についての捉え方です。

それでは今日はこの編で!

2008年10月14日火曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

最近は疲れてすぐに寝てしまいます。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はジャズ習得に必要なことについてです。

2年振りの更新です。
ジャズを習得されようと頑張っている沢山の方々に出会いました。
高校生から定年後の楽しみにされている方まで、
レッスンでは、ジャズで重要な内容を中心に
どう考えて何を弾いていくかを練習していきます。

しかし、ある時点を境に、
生徒によって大きな差が出てきます。

初期の段階で必要なことは2つあります。
1つ目は、コードトーンやスケールの勉強をすること。
ジャズの勉強を野球に置き換えましょう。
試合慣ればかりして、素振りやキャッチボールが全く出来ない選手
そんな選手になりたいでしょうか?
ジャズにおけるコードトーンや、スケールの練習は
素振りやキャッチボールと同じ。
ジャズの勉強を始めて2~3年の間で
スケール練習をしていないのであれば、
考えを改めるべきでしょう。

2つ目は、TAB譜でも構わないのでフレーズを沢山練習すること
正しい音は弾けているのに、ジャズらしくならない。
弾く音はわかっているけれど、ジャズらしくならないのは
完全にフレーズ練習不足です。

ジャズを沢山聴いて、沢山考える。
そしてコピーの意味をしっかりと考える。
ジャズ習得をしたいと思っても、出来ない方もいるんです。
もっと必死になる必要があるのでは?
と自分に問いかけてみてくださいね。

それでは今日はこの編で!

2008年10月13日月曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib,

こんにちは、canwooです。

3連休ですが・・・
自分は今日もバイト、バイトの日々です!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は徹底的についてです。

今回はオススメの教本を書くのにUPしました。
ジェリー・バーガンジィ著でATNからでている
インサイドインプロヴィゼイションシリーズ。
私は今Vol.4をやっていますが、
とにかく徹底的に分析&研究されていて好感触。
チャプタ-ごとに分けられていて、
その1つ1つが非常に難しい。だから面白い!!

色々なサイトを見ているとなかには
練習はあまりするな!とか、スケール練習はするな!とか
書いてあるサイトもありますが・・・。
まぁ、それも音楽を楽しめるようになる為の
1つの方法かも知れませんが(汗)
どうせやるなら、あらゆる可能性を考えて徹底的にやりたいものです。
レベルアップを図る方は是非トライしてみて下さい。
こちらで紹介しております
好みのものからやれば良いと書いてあります。

知人の師である某有名ミュージシャンは、
この教本を1日8時間練習して、今ではバリバリ演奏しているそうですよ。
既に名の知れた大御所ですが、8時間!・・・・
見習わなければいけませんね!

それでは今日はこの編で!

2008年10月12日日曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

3連休ですが・・・
自分はバイト、バイトの日々です!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は音を掴む事についてです。

ジャズの中には沢山の会話がなされています。
JAZZ研に所属している生徒様と一般の生徒様、
両者の大きく違う場所が、この部分です。
一人で練習を続けていると、
相手の音に対する反応が出来ないのはおろか、
相手の音をキャッチすることすら難しく感じられます。

ギタリスト同士であれば指を見ていれば、
「なんとなくこんな感じかな?」と弾けるけれど、
会話の相手が管楽器になると何を弾いているか分からない・・・
これでは困ってしまいます。
見えない音を少しでも取る練習をしましょう。
私は、友達とよく電話でセッションをしてました。
これが今、とても役にたっていると思います。
サックスであれ、ピアノであれ
「大体こんな感じのライン」を弾いているんだなぁと
ギターの指板上に見えるんです。
勿論、絶対音はないので正確には分かりませんが・・・
この方法は首が痛くなるので、あまりオススメは出来ませんが、
CDを聴きながら、即座に真似をする練習をしてみましょう。
コツは唄うこと!です。
すると、音型というものがサウンドと一緒に記憶できます。
簡単なものはベースのⅡーⅤのラインとか2,3音の決まった音型。
高度なものであれば、その音がコードに対する何度の音なのか?
そのカラーまで記憶されます。
「ある昔の曲を聴くと、この曲を聴いていた時の思い出が浮かぶ。」
そういった経験、きっと多くの方はお持ちだと思います。
他には「番号通知のない電話だったけど、声ですぐわかった」
このような事と同じで、絶対音は分からなくても、
集まった音同士の感覚で音型を聴き分けられるようになってきます。
コツコツ続けてみてはいかがでしょうか?

それでは今日はこの編で!

2008年10月10日金曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

どうやら食中毒になってしまったみたいです!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は初心者も即興をしている事についてです。

「自分は知っているフレーズばかり弾いている。」

そう感じている方はきっと沢山いると思います。
どうやったら自由にカッコ良いフレーズを
生み出すことが出来るのか?
重要なのはどこで即興をしているかを知ることです。

私もジャズを学び初めて数ヶ月経過した生徒様へは
フレーズをどんどんソロの中に入れるようにとお話します。

まぁ生徒様の中には
コレが重要だと思われていない方もいらっしゃいます。

残念なことに約7割以上の方が!
最初はフレーズをソロに入れることにより、
フレーズ~即興~フレーズ~即興~
というラインを意識して作り出します。

と、ここまでは大半の方は出来るのですが、
フレーズを弾くのが楽しいばっかりに
即興部分がかなり適当になってしまう方orまったく進歩がない方が
結構いらっしゃいます。私の教室では8割以上の方が!

次第にフレーズを増やしていくのではありません。
次第にフレーズを減らしていきましょう。
4小節に1回フレーズを入れて、そこから先は次の4小節の頭まで
なんとかうまく繋げフレーズを弾く。
その作業をひたすら繰り返しましょう。

勿論、新しいリックはどんどん覚えるのは続けながらです!
間をあけることで、次のターゲットが出来る。
そこが非常に重要なんです。
次第にその間をどう弾くか?心に鳴るようになるでしょう。

それでは今日はこの編で!

2008年10月9日木曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib,

こんにちは、canwooです。

どうやら食中毒になってしまったみたいです!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はリズムを読む事についてです。

10年程前ですが、
リズムトレーニングのレッスンを受けていた際に
「君に足りないのは、リズムを頭で理解していないことだ!」
と言われました。

当時、私は「こんな感じかな??」と
聴いたものを耳で覚えてレッスンを受けてました。
譜面?そんなもの見ても分からなかったから知りません。
とにかく、それでも叩けれ良いと思っていました。

しかしある時、私は聴き間違えてしまい
全く別物の難しいリズムを叩いていたようです。
当時の私にはそれがどんなリズムだったのかなんて知りません。

先生が言っていたのは、
「君のは2拍3連の1拍を
4分音符とした時の~音符と~音符を叩いている」
と、私は難しいリズムを叩いている自覚なんてまるでなし。
言っている意味すら分かりませんでした。

その後、最初に書いたことを言われたのですが、
これが自分にとっては目から鱗!
色んなリズムを見てすぐ弾けるようになる事は、
ソロを弾くのに理論を勉強することに
良く似ているなぁと思いました。

別に出来なくても良いけれど、
出来たら読譜は楽になるし、
ソロ&伴奏を膨らませるアイデアにもなる。
結構タメになりますよ。

タップする練習というのはリズムトレーニングの基本ですね。
こちらの教材は耳のトレーニングと一緒に
タップするトレーニングもついています。
CD付きなので、分からなくなったら
ガイドを聞いて練習する事が出来ますよ。

それでは今日はこの編で!

2008年10月8日水曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib,

こんにちは、canwooです。

どうやら食中毒になってしまったみたいです!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は新曲に取り組む際についてです。

どこかで書いたと思いますが、
私はジャズを始めた頃、
良い伴奏者になりたかった、根暗な男です(笑)
・・・・いやいや、あなたはそう思いますか?
私は伴奏者はとても素敵だと思いますよ。
ソリストを引き立てることも出来れば、
大いに邪魔することも出来ます(笑)
その為、新しい曲をまずじぃ~~~と見たあと、
一番練習するのは伴奏でした。
勿論メロも練習しますよ^^

その時の意識したことは色々ありますがこんな感じです。
まずルールはインテンポの無伴奏ということ。
①途中で止まってしまったら最初から。
②誰かがソロを取っているのをイメージする。
③ソリストをゆったりとさせるイメージで。
④ソリストをあおるイメージで(笑)
⑤1つのコードでも押え方を2種以上使う。
⑥伴奏だけでもソロとして成立させる。
⑦ポリリズムを導入させる。

和音をどう弾いたら、どう感じるか?
というのをしっかりと理解する必要があります。
また、そう思いながら音楽を聴くと
きっと新たな発見がある事でしょう。

伴奏の名手はやはりジムホールが一番ですが、
一風変わった名手ビルフリゼールをご紹介しましょう。
リーダー作は独自の世界をいってますので
マーク・ジョンソンのセカンド・サイト
ジョンスコに絡みつく不思議なギターを聴いたら
伴奏ってこうじゃなくちゃ!と思うはず!

それでは今日はこの編で!

2008年10月6日月曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

昨日今日は休みだというのに
ガテン系のバイトです!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は創作は即興の基についてです。

どこかで書いたと思いますが、
私はジャズを始めた頃、
良い伴奏者になりたかった、根暗な男です(笑)
・・・・いやいや、あなたはそう思いますか?
私は伴奏者はとても素敵だと思いますよ。
ソリストを引き立てることも出来れば、
大いに邪魔することも出来ます(笑)
その為、新しい曲をまずじぃ~~~と見たあと、
一番練習するのは伴奏でした。
勿論メロも練習しますよ^^

その時の意識したことは色々ありますがこんな感じです。
まずルールはインテンポの無伴奏ということ。
①途中で止まってしまったら最初から。
②誰かがソロを取っているのをイメージする。
③ソリストをゆったりとさせるイメージで。
④ソリストをあおるイメージで(笑)
⑤1つのコードでも押え方を2種以上使う。
⑥伴奏だけでもソロとして成立させる。
⑦ポリリズムを導入させる。

和音をどう弾いたら、どう感じるか?
というのをしっかりと理解する必要があります。
また、そう思いながら音楽を聴くと
きっと新たな発見があるでしょう。

伴奏の名手はやはりジムホールが一番ですが、
一風変わった名手ビルフリゼールをご紹介しましょう。
リーダー作は独自の世界をいってますので
マーク・ジョンソンのセカンド・サイト
ジョンスコに絡みつく不思議なギターを聴いたら
伴奏ってこうじゃなくちゃ!と思うはず!

それでは今日はこの編で!

2008年10月5日日曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

昨日今日は休みだというのに
ガテン系のバイトです!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日は創作は即興の基についてです。

アドリブの勉強もして、コードの勉強もして、
理論も勉強して・・・とジャズを学ぶことは
楽しい反面、とても大変です。
ある程度学ぶと「分かっているけど弾けない」
「考えれば分かるけれど、指が動かない」
という状態になります。

演奏というのは身体で覚えなければならないからです。
どれだけ理屈では分かっていても
指はそう簡単にはついてきてくれないものです。
自分がそうなっていると感じたら、
ソロ・ギターを作ってみて下さい。
テーマのメロディ部分だけでも構いません。
短い小節数の曲を1コーラスだけでも構いません。
凝ったモノを1つ作るより、簡単なモノを3つ作りましょう。

例えば、6弦から(×-×-7-5-6-3)
こんなDm7を使いたいと思った。
これだけを押えるのは簡単だけど、
即興ではなかなか出てきません。
という悩みが、ソロギターの中で使えるよう考えることで
だんだんとDm7として繋がるようになってきます。

そして曲数が増えていくつれ、
通常のDm7(×57565)と同様に
パッと思いつき演奏することが可能になります。

また、こんなフレーズが弾きたい!と思った時も
まずはソロ・ギターに入れてしまいましょう。
次第にそれが即興に結びついていきます。

「即興演奏は作曲と似ている」と
喩える方がいらっしゃいます。
厳密には違う箇所の方が多いのかも知れません。
しかし、これらを「脳で閃いたアイデアを
音として出すという行為」とすれば、
どちも同じではないでしょうか?

曲作りが即興演奏に与える影響は、
かなりのものだと思います。
自分の持つ、好みや行きたい方向が
作曲することで、よりハッキリとしてきます。

また、即興の練習だけでは得ることが出来ない、
予想も出来ない動きや流れ、静寂など、
偶然の産物がそこにあると思います。

JOE PASSのCD付き教材 で私はソロの手法を沢山学びました。
特にジャズの醍醐味、代理コードとはなんたるかを!
ブルースをCD付きで説明しながら弾いていて
基本から段々と高度に発展させていくさまが
書いてあり、かなり分かり易かったのを覚えています。
オススメですよ!

それでは今日はこの編で!

2008年10月4日土曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

今日も飲み会、しかも幹事です!


それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はフレーズ収集家についてです。

ギター歴1年の上級者とギター歴20年の初心者
こんなお二方。実際には結構います。
(勿論プロ・レベルの話ではありません)
ギター上達という道には様々な壁があると思います。
レッスンをしていると誰もがぶつかる大きな壁を
どのようにクリアさせてあげられるか?
という点がとても重要になってきました。

その壁とは「指板上の音」をどれだけ理解しているか?
(Fコードなんて壁のうちに入りません。みんな出来ますよ!)
例えば、ロック&ブルースからジャズへ転向した人でも
読譜のトレーニングをやった人とやらなかった人では
理解する早さが大きく違ってきます。

この「音を見る」ために指板上にシールを貼ってきた方もいました。
子供のピアニカのようにドとかレとか書いてあるんです。
笑い話ではなく、それぐらいやる必要はあると思います。
考えてみれば、音が分からなくても弾けるというのは
楽器の中では珍しい方なのではないでしょうか?

この音を見るという奏法(と言うほど特殊ではない)
が出来た人は更なるSTEPへ進めるのですが、
ここで十分だと思ってしまう方が多いのも事実。

それは何故か?
大半の人は知っているんです。
音が分かって弾ければもっと面白いことを。
音が分かって弾ければもっと色んなことが出来ることを。
そして・・・・・
音を分かって弾けるようになるには、
大変な練習を積まないといけないということを。

TAB譜から離れて一歩上へ行くか、
このままコピーを続けるか。
「プロになりたいから」とか「趣味だから」とか
それだけでは判断できません。
こればっかりは、その人が音楽とどう付き合っていきたいか?
だと思います。
辛く大変な練習も含めて楽しめる人は、
一歩上に上がることが出来ます。
これがギター歴1年の上級者とギター歴20年の初心者の
決定的な違いでもあります!

それでは今日はこの編で!

2008年10月3日金曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

今日も飲み会、しかも幹事です!


それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はフレーズ収集家についてです。

私もかなり好きなギタリスト・ピーターで
アイデアがどう発展されるかを検証してみましょう。

私が最初に聴いたのはJIM HALLのCDでした。
この頃の演奏は歌心一杯で今聴けば、
ピーターっぽさという部分は少ないけれど、
コレコレ!というピーターらしさが確実に入っているんですよ!

当時はグラント・グリーンからの流れと謳われいて、
実際そうなのかも知れないけれど、見え隠れするフレーズには
Augment的音遣いがあったり、無機質な4度音程があったり。

重いノリもその頃からですが、
今と変わらない「ピーターのコダワリ=らしさ」がある。

当時のインタビューで「あなたはテクニックをひけらかさない」
というような記者のコメントに対して
「フレーズには常に歌心をいれたい」と答えていましたが、
今ではこれでもか!と迫ってくるところがあります。

きっと当時はまだまだ模索中だったのでしょう。

録音で紹介すると第2作目 までは割と模索している感じで、
和声も結構普通、オクターブ奏法で盛り上がったりと
ウェス的な部分も見れました。

そして第4作目では完全に語法を確立したように聴こえます。
今では何を弾いてもピーターになりますね。

クロマチックとAugment音階の絶妙な歌心!

そこにトッピングされる4,5度音程の使用方法!

大きなインターバルを使用したライン
そして、それらが入ってくる絶妙なタイミングとスピード感、
バックでは4度堆積を基として心地よい刻み。

私もそんな強力な個性をなんとか持ちたいものです。

その為にも、色々と分析をして、
人真似にならない自分というものを持とうと
常に思っていることが大切に思います。

最後にピーターのDVDをご紹介。
これはサウンドも良いし、映像も綺麗。
アングルがバッチリなので両手がよく見えて良いですよ!

それでは今日はこの編で!

2008年10月2日木曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

昨日も飲みに行ってしまいました!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はフレーズ収集家についてです。

変なタイトルですがこれは私のアダ名である(大嘘)
フレーズって本当に面白いですよね(映画ではないフレーズだ!)

どの方のフレーズもその多くは
ビバップのフレーズへ行き着くような気がします。
その人がどうやってフレーズを自分のオリジナルに仕上げたか?
そのあたりを学ぶと自分らしさというのが出来上がってきます。

音を減らすのか増やすのか?
どの音を減らすのか?
どの音を増やすのか?
どんな音程を入れるのか?
リズムを動かすのか?
どこに行き着きたいのか?
などなど、たった1小節の基になるフレーズも
それぞれの好みを知ると自分は何が好きで、
どこに自分らしさを出したいのかが出てきますし、
インタープレイが上手になります。

時にはわざと○○風にしたり△△風にしたり、
と遊ぶことはとても勉強になります。
誰々風な演奏をすることは大切ではありません。
重要なのは、どう仕上げたか?
そのアイデアを知ること。
やり方次第で更にそのアイデアを発展させる事が出来ます。

例えばアダム・ロジャースのプレイには
メセニーの影響とその奥のビバップ
そしてクラシックからの影響が聴き取れますが、
実際は別物、アダム自身の音楽です。
1,2作目のリーダーアルバムでは
アダムがどのように発展させたか?が非常に分かり易い。
どのミュージシャンも必ずこの時期があります。
そして、既にアダムの好みというのが出ていますので
数年もすれば手が付けられない(今でもそうですが)
強烈な個性が出るのでは?と思っています。
ポイントは誰かの真似は絶対にしていない点!
必ず一味、自分らしさをいれているところにあります。
アダム・ロジャースのリーダー作は こちら
で、こちらはセカンド 分析とは面白いですね。
長くなるのでこれ位で、続きは次回へ。

それでは今日はこの編で!

2008年10月1日水曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

昨日は駐車場に泊めてあった車が
泥濘にはまってしまって大変でした!

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はコードの移動についてです。

コードチェンジがスムーズに行かず悩んでいる方の多くは
ただ単に「絶対練習量が少ない」ということに起因しています。
対処法として、そのコードが出てくる曲を用意すると
意外とあっさりクリアされる方がほとんどです。

では実際に私がしているアドバイスを少しご紹介します。
LEVEL①
横の移動が大きい時は指をなるべく弦から離さずに
弦を電車のレールだと思って、その上を滑らせてみて!
すると「キュ」って音がするでしょ?
その音ってよくCDで聴くよね、みんな無駄がない動きをしてるんだよ。
LEVEL②
弦移動がある場合は
まず左手で形を作って力をいれずに動かして、その形をよく覚えて。
E7(例)という洗濯バサミがあるかのように挟み直すんだよ。
左手だけで上手くいったら、実際に力をいれてみよう。
これは文章だけで説明するのは難しいなぁ。

という感じだ。
これが上級になるとどうなるか?
やることは同じなのだが、見ている場所が違う。
上級者はテンポがゆっくりであれば確実に音が出せるのだ。
あとはどのポイントから押えていくか?とか
何を見ているか?という問題。
例えばストレッチ・ポジションのCm7で。
6弦から8-×-8-7-4-×というコードに行きたい時。
薬指(6弦8f)が先に移動しなければ、スムーズに移動出来ない。
そして見ている場所は薬指と人差し指(2弦4f)の音間だったりする。
もし、このコードにベースがなく
×-×-8-7-4-8というCm7だったら。
やはりポイントは薬指(4弦8f)が先に到着すること。
そして薬指と小指(1弦8f)の音間を見ている。

何故、私がこのように見るようになったのか?
その過程は全く意識していないのだが。
もし理由があるとすれば、
①ギターパートにはトップノートを書かれることが多く
他の声部は自由に選べることが多いから。
②一人で弾く際にはトップとベースが一番重要だから。
③トップノートが何度の音か常に意識しているから。
またそれを指板上で覚えたからに他ならない。

それでは今日はこの編で!