2008年4月18日金曜日

伴奏の達人

こんにちは、canwooです

関東地方では昨日から雨で、
今日がどうやら本降りみたいです。。。

ジメジメしてイヤなのですが、
そんな気分も今夜の飲み会で解消したいと思います(笑)

では、今日もギター練習について書こうと思います。

今日は伴奏について書いてみようと思います。

私は今現在、バンドを二つ組んでいるのでいまして、
一つはギターデュオ、
もう一つは女性ジャズボーカリストがメインのバンドです。
(ヴォーカル、ピアノ、ベース、ギター)

最初の頃はボーカルの人によく怒られたものでした。
「その音、入れないで!」とか
「そのリズムやめて!」とかそれはもう散々だったのです!

今でも怒られる事は多々あるのですが、
そもそも私は歌が全くダメなので、
歌う人の気持ちがよくわからなかったんですよね。

ずーっとインストルメンタル(ヴォーカル無し)の
ジャズをやっていたので、
ヴォーカルが入るとやりなれてる曲でもキーが違うので、
ソロが回ってくると、全然弾けなかったものでした!

そして、何か参考になる人は居ないかな、
と思って見つけたのがやっぱりジャズギタリストの巨匠Joe Passでした。

という訳でちょっと紹介しますね。

Jazz Vocal伴奏の達人Joe Pass

Vocalが音を採りやすくするためにあるのがLead Lineです。
“Lead Noteの指定”は、
「“Chord楽器の人に限って”Leadを無視して演奏してもかまわない」
ということになっています。

しかしJoe Passがやっているのは、
“Pianoの代役”と言っていいCompingなので、
Lead Noteは注意して入れなければなりません。

Jazz Vocalistは、Lead Lineを、
“下にChordが付いている対旋律”として見立てて、
Lead Lineとコ-ラスするようなつもりで歌いますが、
その時にJazz Vocalの伴奏では、
Chordで歌う音を教えるという感覚ではなくて、
どんなに不協和度の高いVoicingであってもかまわないけれど、
Lead Noteだけは、Melodyと協和関係の音で埋めてやる必要が出て来ます。
そしてそれができる伴奏者は上手ということになります。

Joe Passの伴奏ができるには、その前に
「そのChordの、“総ての使える音”がLeadになった時の押え方を、
全部知っている」ということが第一条件ですね。

私がジャズギターを始めて、最初にチャレンジした曲が
Joe Passの「Django」でした。
その時はソロフレーズばかり目がいっていたのですが、
伴奏も達人です!
本当に流れるように滑らかに、心地よく弾いています!

今でもCDを聴きながら勉強する毎日です。。。
Joeのように弾ける日を目指して日々精進です!

では、今日はこの編で!

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