2008年4月14日月曜日

ノリ、及びグルーブについて

こんにちは、canwooです。


今日からまた一週間が始まります。

会社員にとって一番嫌な日でもある訳なのですが(笑)

今日は昔練習していて、ちょっと悩んでいた事を書きます。
それは「Jazzは正しいテンポより少し早めに乗る事だ」と
ある人にいわれ他の人に聞いてみると、
「そうやって習う人もいるけど、気にしなくてもいいよ」
と言われたんです。

それで色々な人に意見を聞いたのですが、ある人の意見では、
「感じる四分音符を 実際のテンポより前にとって 
 音符の先端をねらうようにするように心がけている。
 四分音符の球体を大きく大きく感じてどこの場所でも 
 自由に弾けるようになりたいなと意識してる。 
 ただ単に前で弾くと走ってしまうだけになるので 
 ジャストでも鋭さや密度をあげていくように練習してるよ。 
 それからソロとバッキングは発音の位置が違うように感じるんだ。」

その他にもドラマーに聞いた意見では、
「一概には言えないけど、多くのアメリカで活躍するドラマーは、
 音の立ち上がりが速いというか、
 グルーヴの捉えているポイントが前にあるよね。
 こういうドラマーと演奏すると、自分のポイントが後ろであることに気付かされるよ!
 どの楽器でもそうなんだけど、
 自分がイメージしているタイミングで音を出そうとすると、
 心や脳か らの信号が、手や指に届くまでにまず時間が掛かるんだよね。
 その上、ギターの場合、ピッキングして音がアンプから出るまでにも時間が掛かる。
 これらは、フィジカルや物理的な問題でもあるんだけど。
 「ほんの少しじゃん!」と思うかもしれないけど、
 演奏中はそのズレがバンド全体のグルーヴを壊す
 致命傷になることもあるからさ。
 
 だから、「よりご機嫌なグルーヴで表現するには」という意味で、
 良い演奏 (特にリズム陣が良いもの)からそれらを吸収したり、
 自分の反応を早める練習をしておくと良いと思うよ。」

そう、突き詰めるとすごい奥が深い事がわかります。
グルーブという形の無い物、それを今後どのように考えていくか、
これはミュージシャンの永遠の課題なのかも知れませんね。

では、今日はこの辺で。

0 件のコメント: