2008年11月12日水曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

週末は一日中寝ていました。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はブルーノートについてです。

まずはKey=Aのオーソドックスな
ブルース進行を弾いてみましょう。

∥A7 |D7 |A7 |A7 |
|D7 |D7 |A7 |A7 |
|E7 |D7 |A7 |E7 ∥

ブルース(Blues)は18世紀頃に生じたとされています。
もともとは弦楽器でコードを演奏しながら歌う。
「弾き語り」のスタイルを主としていた音楽様式です。
ブルースの調弦された西洋音楽コードの上に
黒人達の祖国であるアフリカ諸国の民族音階を
もとにしていました。

さて、民族音階とは・・・
Ⅰ、♭Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、♭Ⅶ+♭Ⅴ
(key=CであればC、E♭、F、G、B♭+G♭)
この♭Ⅴを除く5音のスケールを
マイナー・ペンタトニック・スケールといいます。
西洋音楽の調整された音から見ると
Ⅲ、Ⅴ、Ⅶ度の音に異文化的な歪みがあった為、
平均律上の音に当てはめた♭Ⅲ、♭Ⅴ、♭Ⅶの音が
Blue Noteと呼ばれる音です。
ブルース進行・・・
シャッフルのリズムを使用します。
3連符の真ん中の音を省いてみてください。
ズッカ!ズッカ!と音が歩き始めます。

3コードを基にして、12小節に当てはめたもの。
Call&Responceの要領で演奏されていました。
それって何?って思いますよね。
簡単に言えば、最初の4小節で呼びかけ、
次の4小節で少し展開した呼びかけをして
最後の4小節で前半の呼びかけに対する応えをします。

典型的なブルースではそういった演奏を心がけましょう(^^)
って書いても分かりませんよね。

私は古典的なブルース、
B・B・Kingやスティービー・レイボーンの演奏を
そういった聴き方をしました。
うまく演奏する為の簡単なコツを幾つか書きます。
例として最初にあげたKey=Aのブルースで

Amペンタトニックを使用します。

AmペンタはA、C、D、E、G+E♭です。
★A7の所でC→C♯→Eという音の流れを作りましょう。
逆の流れはブルースっぽくありません。
★Dの音は少しチョーキングしてみましょう。
★E♭の音を積極的に使用しましょう。
しかし、E♭音を長い音符での使用は控えましょう。
★D7の時にF#の音を強調してみましょう。
★11小節目で終われるように演奏を心がけましょう。

ただ、適当に演奏しているだけでは進歩がありません。
「こうやったらカッコイイ」というルールを自分の中で決めていきます。
それがミュージシャンがよく口にする。
ネタとか引き出しを持つということです。
誰かのフレーズを丸々覚えることでは
ありませんので注意してくださいね。

それでは今日はこの編で!

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