2008年10月3日金曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

今日も飲み会、しかも幹事です!


それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はフレーズ収集家についてです。

私もかなり好きなギタリスト・ピーターで
アイデアがどう発展されるかを検証してみましょう。

私が最初に聴いたのはJIM HALLのCDでした。
この頃の演奏は歌心一杯で今聴けば、
ピーターっぽさという部分は少ないけれど、
コレコレ!というピーターらしさが確実に入っているんですよ!

当時はグラント・グリーンからの流れと謳われいて、
実際そうなのかも知れないけれど、見え隠れするフレーズには
Augment的音遣いがあったり、無機質な4度音程があったり。

重いノリもその頃からですが、
今と変わらない「ピーターのコダワリ=らしさ」がある。

当時のインタビューで「あなたはテクニックをひけらかさない」
というような記者のコメントに対して
「フレーズには常に歌心をいれたい」と答えていましたが、
今ではこれでもか!と迫ってくるところがあります。

きっと当時はまだまだ模索中だったのでしょう。

録音で紹介すると第2作目 までは割と模索している感じで、
和声も結構普通、オクターブ奏法で盛り上がったりと
ウェス的な部分も見れました。

そして第4作目では完全に語法を確立したように聴こえます。
今では何を弾いてもピーターになりますね。

クロマチックとAugment音階の絶妙な歌心!

そこにトッピングされる4,5度音程の使用方法!

大きなインターバルを使用したライン
そして、それらが入ってくる絶妙なタイミングとスピード感、
バックでは4度堆積を基として心地よい刻み。

私もそんな強力な個性をなんとか持ちたいものです。

その為にも、色々と分析をして、
人真似にならない自分というものを持とうと
常に思っていることが大切に思います。

最後にピーターのDVDをご紹介。
これはサウンドも良いし、映像も綺麗。
アングルがバッチリなので両手がよく見えて良いですよ!

それでは今日はこの編で!

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