2008年12月17日水曜日

Guitar Jazzguitar Jazz Adlib

こんにちは、canwooです。

今日が仕事なのに
昨日ニンニクを大量に食べてしまいました。

それでは今日もギターの事について
書いて行こうと思います。

今日はクリシェについてです。

ツェッペリンの「天国への階段」の
イントロをご存知でしょうか?
Rootが半音ずつ下降していき、
とても素晴らしい哀愁漂うメロディを奏でています。

クリシェというのは、
コード内の声部が半音で進行することによって
コードのサウンドを装飾する1つの方法です。

クリシェにより、次のコードへの移行が
より自然に感じられる場合も結構多いです。
5度が変化する場合
5→#5→6→#5→5
5度の音を変化させる場合は大抵、トライアドの形を取ります。
例えば、C△、C△+、C6、C△+、C△のような感じになります。
これは私の大好きなスタンダード・ソング
「In the wee small hours of the morning」の
出だしのコード進行です。

Rootが変化する場合
R→7→♭7→6→(#5→5)
Rootのクリシェの大半はベースラインに使用されます。
前述の「天国への階段」もそうですし、
スタンダードソング「MY FUNNY VALENTINE」なんかもそうですね。
また少し違った形として、ⅡーⅤ進行にも応用することができます。
Ⅱー、ⅡーM7、Ⅱー7、Ⅴ7といった具合です。
「Body and Soul」の出だしのコード進行を例にあげてみましょう。
E♭ー7、B♭7、E♭ー7、A♭7、D♭M7
このコード進行は元々下記のようになっていました。
E♭ー、E♭ーM7、E♭ー7、E♭ー6
このようなクリシェのラインは
Body and Soulのように○7コードを入れた形で演奏可能です。
「My funny Valentine」ではC-7、G7、C-7、F7~
ソロは○7コードが入ることにより少し変わった形にできますね。

それでは今日はこの編で!

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